イベントID7000 / Service Control Manager
イベントログに ID7000、ソース: Service Control Manager が記録されました。
メッセージは「指定されたファイルが見つからない」と通知しているので、詳細を調べたら JWord に行きついた。
JWord はこのブログでメモを残しているソフトウェアなので特定するのが容易でした。(SC2)
修正方法
Windows サービスに登録された JWord タスクを削除するとログの記録が止まります。
具体例を紹介します。
イベントログ
メッセージ | JusAdmin サービスを、次のエラーが原因で開始できませんでした: 指定されたファイルが見つかりません。 |
ログの名前 | システム |
ソース | Service Control Manager |
イベントID | 7000 |
レベル | エラー |
ユーザー | N/A |
JWord とは?
JWord は、アドレスバーに特定のキーワードを入力した際に、あらかじめ登録されているサイトに誘導するという機能を提供するWebブラウザ向けプラグインです。
2019年7月でサービス終了となっています。
ユーザーが気がつかない間に勝手にインストールされるケースが多いため、迷惑アプリケーションとして有名でした。
JWord はサービス終了となりましたが、「E START」に改名しただけじゃないの?という疑惑があります。詳細は関連記事をお読みください。
JusAdmin (サービス)
Windows サービスに登録された JusAdmin の痕跡
サービス名 | JusAdmin |
表示名 | JusAdmin |
説明 | なし(空欄) |
実行ファイルのパス | C:\Program Files (x86)\JWord\UpdateCenter\JusAdmin.exe |
スタートアップの種類 | 自動 |
サービスの状態 | 停止 |
エラーの原因
JusAdmin をアンインストールした際に、サービスに登録された JusAdmin が削除されずに残ってしまったことが原因です。
JusAdmin のアンインストーラーのバグかもしれないし、開発者のスキルの問題かもしれない。または、意図的?
修正方法
JusAdmin サービスのスタートアップの種類を [無効] にすればログの記録は止まります。
コマンドラインから [> SC delete] を実行すると Windows サービスから削除することができます。
sc delete の使い方
コマンドプロンプト(管理者) を使用して、サービス名前リストから JusAdmin を削除することができます。
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>sc delete JusAdmin [SC] DeleteService SUCCESS |
まとめ
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