Edge アップデート失敗の原因 (msedge_no_ifeo.exe、0x80004005)

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Microsoft Edge アップデート失敗事例を紹介します。

2022年2月18日時点の最新バージョン、
Microsoft Edge v98.0.1108.56 (64-bit) へのアップデートに失敗しました。

MS公式は、再インストールを推奨していますが効果なし。(Microsoft Edge サポート)

Chromeブラウザに表示されたメッセージにより、MSEdgeRedirect の不具合と推定しました。
このサイトにアクセスできません
--from-installer のサーバーの IP アドレスが見つかりませんでした。


特殊なエラーでした

MSEdgeRedirectは、Windowsが強制的にEdgeで開かせようとするURLを既定のブラウザにリダイレクトするソフトウェアです。

具体的には、Windows 11は [microsoft-edge:] から始まるURLを検知するとEdgeを起動してコンテンツを表示する仕様ですが、MSEdgeRedirect は既定のブラウザ(例えばChrome)にリダイレクトして表示することができます。

--from-installer はEdgeに渡されるはずの引数が、MSEdgeRedirectによりChromeに渡されたためアップデートが完了できなかったと考えられます。つまり、バグ。

アップデートに失敗した環境

  • Windows 11 Pro 64-bit
  • Microsoft Edge バージョン 98.0.1108.50 (64 ビット)
  • MSEdgeRedirect v0.6.2.0

エラーメッセージ3種類

今回のアップデートエラーにおいて、
Chrome:1件、Edge:2件のエラーメッセージを転載します。

Chrome

※既定のブラウザをChromeに変更しているので、ChromeにEdgeのアップデートコードが渡された模様。
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--from-installer のサーバーの IP アドレスが見つかりませんでした。
Chrome

Edgeのエラーダイアログ

msedge_no_ifeo.exe - システム エラー
---------------------------
C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\98.0.1108.50\msedge_elf.dll が見つからないため、コードの実行を続行できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決する可能性があります。

「Microsoft Edge について」のエラーメッセージ

更新プログラムの確認中にエラーが発生しました: コンポーネントを作成できませんでした (エラー コード 1: 0x80004005 -- system level)。

解決策

[手順]
  1. MSEdgeRedirect バージョン0.6.3.0 をダウンロード。
  2. MSEdgeRedirect v0.6.3.0 インストール。
  3. microsoft.com/ja-jp/edgeから MicrosoftEdgeSetup.exe をダウンロード。
  4. MicrosoftEdgeSetup.exe を起動してインストール。
    →Edgeのアンインストールは不要です。
  5. インストール終了。
  6. 以上

まとめ

[--from-installer、msedge_no_ifeo.exe、0x80004005]
  • Edge+MSEdgeRedirect v0.6.2.0 の環境では、Edgeのアップデートに失敗する可能性がある。
  • MSEdgeRedirect v0.6.3.0 以降のバージョンにアップデートするとよい。
  • この問題は、Edgeは無関係。MSEdgeRedirectのバグが原因。
  • エラーコードの情報 | SC2
SC2
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