Chrome拡張機能の収益化は2021年2月に完全終了

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The Chrome Web Store payments system is now deprecated and will be shut down over the coming months.

2020年9月21日、

GoogleはChromeウェブストアの有料の拡張機能やアプリの新規公開を中止しました。

2021年2月1日に Chrome Web Store API の変更が実施されるため、Chromeウェブストアを介した有料コンテンツの配信はできなくなります。

Googleによると、

今回の変更は、有料の拡張機能を使った不正な取引が増加したため、悪意のある拡張機能を排除することが目的だそうです。

有料コンテンツのオーナーは、 Chrome Web Store API に代わる支払いシステムを探すことになります。


ロードマップ

Roard Map
日付措置
2020-03-27有料アイテムの公開が一時的に無効になりました。
2020-09-21新しい有料の拡張機能やアプリ内アイテムを作成できなくなりました。この変更は、2020年3月から有効になり、現在は永続的です。
2020-12-01無料トライアルが無効になりました。CWSの[今すぐ試す]ボタンは表示されなくなり、アプリ内の無料試用リクエストはエラーになります。
2021-02-01既存のアイテムとアプリ内購入では、Chrome Web Storeでの支払いで料金を請求できなくなりました。以前に支払われた購入およびサブスクリプションのライセンス情報を引き続き照会できます。(ライセンスAPIはアクティブなサブスクリプションのステータスを正確に反映しますが、これらのサブスクリプションは自動更新されません。)

具体的には

出典:Chrome Web Store payments deprecation - Google Chrome

影響範囲は次の通りです。

A. developer dashboard(1回限りの課金)

If you have configured a one-time purchase for your extension using the developer dashboard.

B. Chrome Web Store API

If you use any of the following resources in the Chrome Web Store API:
  • InAppProducts
  • UserLicenses
  • Payments

C. buy.js

If you use the following helper methods provided by buy.js:
  • google.payments.inapp.getSkuDetails
  • google.payments.inapp.buy
  • google.payments.inapp.getPurchases
  • google.payments.inapp.consumePurchase

激変緩和措置

2021年2月1日以降は、ユーザーのライセンスステータスを判別できなくなるため、支払いが無効になりますが、ライセンスAPI(Licensing API)を使用して、ユーザーに現在ライセンスが付与されているかどうかを確認することができます。

ただし、いつかはシャットダウンされるため、ライセンス追跡を別の実装に移行する必要があります。

とのことです。

まとめ

[Googleの悪意のある拡張機能排除計画]
  • Chromeウェブストアを介した有償コンテンツの収益化をできなくする。
  • 既に有償コンテンツの新規公開は停止された。
  • タイムリミットは、2021年2月1日(米国時間)。
  • Licensing APIによるユーザーステータスの追跡は可能だが、近い将来この機能は削除される。

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