
MFT: | Master File Table |
NTFS: | NT File System |
FAT: | File Allocation Table |
WizFile|ファイル検索ユーティリティ
WizFile は、高速ファイル検索ユーティリティです。Antibody Softwareが開発しており、個人利用に限りフリーで利用することができます。
Windows のローカルドライブに保存されたファイルを高速検索することができるソフトウェアです。デフォルトの検索対象はローカルドライブですが、ネットワーク共有をサポートしています。検索結果は名前、サイズ、日付で並べ替えることができます。
MFT /Master File Table、マスターファイルテーブル
WizFile はMFTと検索語を照合した結果を返すため、NTFSフォーマットされたローカルドライブを使用している環境で威力を発揮します。
Windows 7 以降は、明示的にFAT32を選択しない限りローカルドライブをNTFSフォーマットするのでWizFileとの親和性が高いです。
Windows検索 (Windows Search) はファイルのインデックス処理を行い、インデックスファイルを対象に検索処理を行いますが、WizFileはMFTを参照するので検索パフォーマンスが向上しています。
Windows 10標準の検索ツール(Windows Search, Cortana)とWizFileで同じワードを検索語に設定して検索性能を比較すれば、WizFileの高性能な動作が体感できます。
ソフトウェア情報
インストール
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インストールプロセスで悩む場面はありません。ダウンロードしたインストーラーを実行するだけです。
- wizfile_2_06_setup.exeをダウンロードして実行する
- インストールフォルダーを選択する
- オプションを選択する
- 以上
使い方
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- WizFileを起動する
- 検索ボックスにファイル名を入力する
- 検索結果が表示される
- 一致するファイル名のみ
- パス全体が一致
- すべて
- オーディオ
- ビデオ
- イメージ
- 圧縮
- ドキュメント
- 実行可能ファイル
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WizFileの仕様
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ファイル名を入力するとリアルタイムで検索結果が変化していきます。検索の速さにビックリすると思います。
SSDだとMFTを読み込む時間は2~3秒です。待ち時間は気にならないと思います。
- 起動時にMFTを読み込む
- 起動している間はリアルタイムでファイル情報を更新
MFTについて (Master File Table)
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MFT(マスターファイルテーブル)とは、Windowsで使用されるNTFSフォーマットのハードディスクに存在する、ファイルやフォルダの属性、名前、データ領域内にあるデータ本体のアドレスなどが記録されたレコードファイルです。MFTは、本でいう目次のような情報となります。
ハードディスクをNTFS形式でフォーマットすると、先頭にはブートセクタが書き込まれ、その次の領域にMFT用の領域が作られます。通常、MFT用の領域としてハードディスク容量の数%の領域が確保されます。ファイル名や属性情報、データが書き込まれている部分の情報がMFTに分割して情報が格納されています。
MFTが壊れると、突然にファイルが消えたり、文字化けしたり、フォルダにアクセスできなくなったりします。その場合は、Windowsのチェックディスクなどの機能を使ったMFTの修復でデータが復旧できる場合もありますが、チェックディスクを行うことで、逆にデータが消えてしまう場合があります。
あとがき
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Windows に搭載された検索ツールは、PC起動と同時にバックグラウンドで動作しています。
- Windows Search (SearchIndexer.exe)
- Cortana (SearchUI.exe)
SSDはファイルアクセスが早いので、上記検索ツールの出番はありません。Windows Searchはサービスを起動して「無効」にすることができます。

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