イベントID200 /DeviceSetupManager
Windows 10 v1903へアップデートしたタイミングで、イベントID200、DeviceSetupManager の警告ログが記録されました。
このログはWindows 10がスリープ状態から復帰する時に、Wi-Fiのリンクが切れていることが原因ではないかと推測しています。
ログの記録を止める
ログは「Windows Update サービスへの接続を確立できませんでした」と通知していますが、Windows Update は問題なく動作しています。
原因解明に時間がかかりそうなので、とりあえずログの記録を止めました。同じログが記録されている方のために、ログの記録を止める方法を紹介します。
3つの対処策
イベントID200 に対応する対処策は、3つ見つかりました。
そのうちの1つは、[DeviceMetadataServiceURL] の値を修正する方法です。しかし、当方の環境では効果が見られませんでした。とはいえ、[イベントID200,201,202] に効果のある方法らしいので、後半に記録として残しておきます。
警告ログのため無視して自然回復するのを待つのがいいと思いますが、ログがウザいと感じるなら記録を止めて自然回復するのを待つのも一手です。
イベントログ
メッセージ | Windows Update サービスへの接続を確立できませんでした。 |
ログの名前 | Microsoft-Windows-DeviceSetupManager/Admin |
ソース | DeviceSetupManager |
イベントID | 200 |
レベル | 警告 |
ユーザー | SYSTEM |
Guid | {fcbb06bb-6a2a-46e3-abaa-246cb4e508b2} |
緩和策
不測の事態に備えてレジストリのバックアップを取っておきましょう。
PLAN-A: ログの記録を止める方法
イベントログの記録を止める方法です。- レジストリエディターを起動する
- 次の階層に移動する
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\WMI\Autologger\EventLog-System\{fcbb06bb-6a2a-46e3-abaa-246cb4e508b2}
- Enabled=0 に変更する(既定値:1)
- Windowsを再起動する
- 以上
PLAN-B: レジストリの値を修正する方法
「DeviceMetadataServiceURL」を修正します。- レジストリエディターを起動する
- 次の階層に移動するHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Device Metadata
- DeviceMetadataServiceURL のデータを次のように修正する。
http://dmd.metaservices.microsoft.com/dms/metadata.svc
- Windowsを再起動する
- 以上
再検証
2020/01/17
「DeviceMetadataServiceURL」に設定するURLを再検証しました。
ブラウザではエラーになりますが正しく動作している可能性はあります。
区分 | URL | 結果 |
既定値 | http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=252669&clcid=0x409 | リダイレクト |
リダイレクト | http://dmd.metaservices.microsoft.com/metadata.svc | 400 ERROR |
修正URL | http://dmd.metaservices.microsoft.com/dms/metadata.svc | 400 ERROR |
(→http://dmd.metaservices.microsoft.com/metadata.svc)
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HTTP ERROR 400
まとめ
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