サイト運営者のデータの取得中にエラーが発生しました|Google Publisher Toolbar

このサイトを検索 | Search this site
Google Publisher Toolbarは2020年5月20日に廃止されました。

Google Publisher Toolbar はGoogle Chromeの拡張機能です。

以下のサービスに対応しています。
  1. AdSense
  2. Ad Exchange
  3. DoubleClick for Publishers

上記サービスのユーザーは、以下のことができるようになります。
  • 対応サービスの広告に関する情報の確認
  • アカウントの監視
  • 不適切な広告のブロック
  • 表示された広告に、サイズや表示 URL、広告主名など、広告に関する基本的な情報を記載したオーバーレイを追加する

コンテンツフィルタリングソフト(Adblock Plus、uBlock Originなど)をインストールしていると次のエラーが発生します。

サイト運営者のデータの取得中にエラーが発生しました

snapshot_error


エラーは広告ブロッカーだが...?

メッセージは、コンテンツフィルタソフトが原因であることを示唆していますが、設定するホワイトリストの書式がわからなかったことと、Google Publisher Toolbarを利用しなくても困らないので放置していました。

検索すると、Adblock Plusの情報は見つかりますが、Nano Adblockerの情報は見つかりません。

Nano Adblockerはユーザーが少ないと思われ、比例して情報も少ないです。

通信を解析する

Nano Adblockerを一時的に停止するとエラーは消えます。

そこで、

Nano Adblockerのリクエストログを調べたら、エラーの原因がわかりました。

[ログを表示する方法]
  1. Chrome 拡張機能バーの Nano Adblocker アイコンをクリックする
  2. リクエストログアイコンをクリックする

(スナップショット)

OpenRequestlog

ホワイトリスト

Google Publisher Toolbarをホワイトリストに登録します。
  1. リクエストログウィンドウを開く
  2. Google Publisher Toolbar アイコンをクリックする
  3. リクエストログウィンドウに通信の結果が表示される
  4. ピンク色の行を探してクリックする (^adsense^)

(↓画像が表示されない時はAdblock Plusなどを停止)
Requestlog

  1. 詳細情報が表示されるので「静的フィルター」に切り替える
  2. 設定を完了させる(設定項目参照)
  3. 手順終了

静的フィルター設定項目

いくつかのドロップダウンリストをクリックして次のように値を設定します。

pub-xxx:xxx はAdSenseコードです

静的フィルター|Nano Adblocker
項目設定値
URLアドレスがclients6.google.com/adsense/v1.4/accounts/pub-xxx/
リクエストの種類が要素を「許可」する
例外フィルターと一致する場合「このフィルター」を優先する
staticfilter

設定変更が終わったら「作成」をクリックします。

動作確認

Google Publisher Toolbar アイコンをクリックしてエラーが消えていたら作成したフィルターは動作しています。

エラーが消えないときは、”URLアドレスが” の横のドロップダウンリストから一つ浅い階層を選択してみてください。

作成したフィルターは Nano Adblocker の Myフィルターに追加されています。

MyFilter

Myフィルターはダッシュボード(スパナアイコン)から確認します。

Open_Dashboard

私と同じ Adsense が原因の場合、以下のフィルターの xxx を自分のコードに置き換えて Myフィルターへ登録するといいかもしれません。

@@||clients6.google.com/adsense/v1.4/accounts/pub-xxx/*$xmlhttprequest,domain=clients6.google.com

あとがき

サイト運営者が自分のサイトのAdSense広告をクリックすることは規約違反ですが、Google Publisher Toolbarは、自分のサイトのAdSense広告をクリックできなくすることができます。

併せて、アイコンをクリックするだけでAdSenseアカウントのサマリーを確認することができます。
  • アカウントの推定収益額の概要(本日、昨日、今月、先月)

オーバーレイをクリックすると [広告の詳細] ポップアップ ウィンドウが生成され、次の詳細なデータを確認することができます。
  • 広告のリンク先ページへのリンク(安全なクリックが可能)。
  • クリック数、インプレッション収益、見積もり収益額などの掲載結果データを含む、広告ユニットに関するレポート。
  • 購入者の名前。
  • 表示 URL。

検証:Google Publisher Toolbar Version 5.1.0
SC2
ブログサークルSNS
クリックして応援してね!
人気ブログランキングPVアクセスランキング にほんブログ村ブログランキング・にほんブログ村へ

このサイトを検索 | Search this site