Google+API の廃止に伴うBloggerへの影響について

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プロフィールが「不明な作者」になるかも?

Google+ は 2019年4月2日にサービス停止されますが、それに先立ってGoogle+ API は2019年3月に廃止されます。

Bloggerブログによると、

2019年2月4日にBloggerの仕様変更を行い、Google+ 連携機能を削除するそうです。

企業向け Google+ は存続します。

Google+タイムスケジュール
日付リリース情報
2018/10/08Google+ の消費者向けバージョンとそのAPIを廃止することを発表
2018/12/1090日以内に、すべてのGoogle+ APIを廃止する予定であることを発表
2019/01/30一般ユーザー(個人)向け Google+ は 2019年4月2日にサービスを終了することを発表
2019/01/302019年3月に予定されているGoogle+ API廃止の発表に続いて、2019年2月4日にBloggerのGoogle+統合機能の廃止を発表

一般ユーザー向け Google+ のサービスが終了するのはなぜですか?

お客様のご期待に添うサービスを作成、維持することが困難であることから、一般ユーザー向け Google+ を終了することとなりました。今後は企業向けの Google+ に注力し、ビジネス向けの新しい機能をリリースしていく予定です。
Google+ のサービス終了に関するよくある質問 - Google+ ヘルプ


Blogger への影響

記事作成時点で、

投稿エディターの「投稿の設定」から検索エンジンの設定(検索エンジンに表示するブログの要約文を入力する機能)が削除される変更が行われていますが、2月4日に Blogger に加えられる 仕様変更は Google+ と連動する機能がバッサリと削除されます。

ユーザープロフィールの設定項目を Google+ にしているBloggerユーザーは設定変更が必要になります。

Blogger > レイアウト > ガジェットを追加

  • +1ボタン
  • Google+ フォロワー
  • Google+ バッジ

Blogger > 設定 > 投稿、コメント、共有

  • Google+ コメント
  • Google+ に共有

Blogger > ユーザー設定 > 全般

  • ユーザープロフィール
Google+プロフィール: 2019年3月に、BloggerはBloggerプロフィールのみを持つようになります。過去にG+プロファイルを選択したユーザーは、次にBloggerにログインして新しい表示名とアバターを入力するまで、不明な作成者として表示されます。
Official Blogger Blog: An update on Google+ and Blogger

関連情報

Google公式サイトの「Google+ のサービス終了に関するよくある質問」から引用します。

Google+ API はどうなりますか?

2019年3月7日をもって、Google+ ログインを含むすべての Google+ API はサービスが終了します。デベロッパーの皆様には、より包括的な Google ログイン認証システムに移行していただく必要があります。これらのサービスは 2019年1月28日から断続的に使用できなくなり、段階的に終了します。
Google+ のサービス終了に関するよくある質問 - Google+ ヘルプ
Blogger や他のサイトに対する Google+ のコメントはどうなりますか?

Blogger や他のサイトでは、コメント システムに Google+ を使用している場合があります。ブログのコメントが、Google+ で投稿やコメントとして保存されている場合もあります。この機能は、Blogger では2月4日以降、その他のサイトでは3月7日以降は使用できなくなります。各サイトに追加した Google+ のコメントはすべて、2019年4月2日から順次削除されます。これらのコメントはダウンロードして保存できます。
Google+ のサービス終了に関するよくある質問 - Google+ ヘルプ

あとがき

Google+ は次の問題を抱えていました。

出典1:Google+の閉鎖が2019年4月2日に決定、シャットダウンまでのタイムスケジュール公開 - GIGAZINE
出典2:5000万人の個人情報の漏洩リスクがあるバグ発見でGoogle+が終了時期を2019年4月へ前倒しに - GIGAZINE

[Goolge+の悩み]
  • 2015年から2018年にかけて50万人分のユーザー情報が流出した
  • 2018年11月のアップデート時に、新たに5250万人以上のユーザーの個人情報が流出する危険のあるGoogle+ APIの脆弱性が発見された
  • Google+ APIの脆弱性によりユーザーの氏名、メールアドレス、職業、年齢が非公開に設定されていてもサードパーティアプリからアクセスできる状態になっていた

利用者が少なくバグだらけでは、やる気も失せるでしょうね。('ω')

Blogger ユーザーがこの情報を知らないままだとユーザー名が「unknown authors(不明な作成者)」になるのでビックリするのではないかと思います。

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