2019-03-15T05:08:20Z kzstock WN-G300DGR をDDNS機能で再活用|無料でグローバルIPアドレスを把握する方法
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WN-G300DGR をDDNS機能で再活用|無料でグローバルIPアドレスを把握する方法

1st:
検証:WN-G300DGR



アイ・オー・データ WN-G300DGR の DDNS をセットアップして再利用することを思いついたので、実行した手順と検証結果をメモに残します。

WN-G300DGR は 2013/4/10 に生産終了したブロードバンドルーターです。LANポートは100Mbpsとなっており、Hub用途としては物足りない仕様です。

使い道がないので廃棄しようと思いましたが、WN-G300DGR はダイナミックDNS (DDNS) が無料で利用できることを思い出したのでセットアップしてみることにしました。

WN-G300DGR に付属する DDNS は、インターネットに接続されたホームゲートウェイ(HGW)のグローバルIPアドレスと WN-G300DGR のホスト名をマッピングすることができます。

HGWはグローバルIPアドレスが変わった時にメール通知する機能がありますが、パソコンやスマートフォンの設定も変えなければならないという問題がありました。

WN-G300DGR の DDNS はその問題を解決してくれました。

DDNS導入後はスマートフォンやパソコンの設定変更が不要になったので、VPNの使い勝手がとてもよくなりました。

DDNS:Dynamic Domain Name System|動的なDNSサービス
DDNSは動的に変わるグローバルIPアドレスとホスト名をマッピングするしくみです。

HGW:Home Gate Way|ホームゲートウェイ
HGWはNTT東西のフレッツ光を契約するとレンタルされる光電話対応ルーターです。


iobb.net の無料DDNSを利用する手順

  1. IOPortal で会員登録を行う
  2. WN-G300DGR のセットアップ画面を表示する
  3. シリアルナンバーなどの必要事項を登録する
  4. 手順完了


利用者登録が完了すると WN-G300DGR にDDNS情報を設定することができるようになります。ホスト名は xxx.iobb.net になります。xxx は自分で設定することができる文字列です。

DDNSの登録アドレスが更新されました。
と表示されたらDDNSの登録が成功しています。

外出先からのVPN接続が楽になった

HGW(ホームゲートウェイ)のグローバルIPアドレスは不定期で変わりますが、iobb.net のDDNSサービスが利用できるようになったので、VPN接続する時にアドレス変更する必要がなくなり快適になりました。

手持ちのスマートフォンでも利用できるので、フリーWi-Fiを利用する時は自宅のVPNサーバー(HGW)に接続するようにしています。

こちらの記事もどうぞ!
HGW(ホームゲートウェイ)の情報はこちらです。
フレッツ隼VPN::Home Gate Way (HGW) にVPNを設定する手順 :Scrap 2nd.

ついでにPPTPも有効にした

当方のHGWはVPNをセットアップしているので WN-G300DGR のPPTPは必要ありませんが、動作するか確認したかったのでHGWの配下にセットアップしてみました。

HGWの静的IPマスカレード設定にPPTP (ポート番号1723) を追加する必要がありますが、とりあえず利用できるようになりました。

アイ・オー・データの公式サイトではAPモード(アクセスポイントモード)ではPPTPは利用できないと書かれてありましたが、私の環境では何故か動作しています。('ω')

VPNの利用シーン

私が考えるVPNを利用する場面は次のものです。

  1. アクセス制限がかかっている国のウェブサイトを閲覧したい
  2. フリーWi-Fiのセキュリティが心配である
  3. 出先から自宅のNASやパソコンなどにアクセスしたい

1. アクセス制限がかかっている国のウェブサイトを閲覧したい

中国のサービス Baidu などは、国外からのアクセスが制限されているので一部のコンテンツは遮断されています。また国内から国外へのアクセスも制限されています。

中国などのインターネット環境が制限されている場所に滞在しているときは、西側諸国のメディア情報などを入手するためにVPN環境が必要になるのではないかと思います。

但し、中国はVPNトラフィックも監視していると言われているので、動的にポート番号を変えるなどの対策が必要になるかもしれません。

そうなると、プライベートVPNは対応できないので、商用VPNまたは筑波大学学術実験プロジェクトの VPN Gate Client などの利用を検討することになると思います。

2. フリーWi-Fiのセキュリティが心配である

フリーWi-Fiの中には暗号化されていないアクセスポイントがあるので、そのことを知らずに利用するとユーザー情報を剽窃される可能性があります。

セキュリティを確保するには、商用VPN/VPN Gate/プライベートVPN などを利用することになると思います。

お勧めはプライベートVPNです。

3. 出先から自宅のNASやパソコンなどにアクセスしたい

出先から自宅のNASやパソコンなどにアクセスするにはVPN環境を構築します。(プライベートVPN)

NAS:Network Attached Storage|ネットワーク機能を持ったファイルサーバー

あとがき

NTTフレッツ光ユーザーは、HGWのVPNサーバーを有効にするだけで追加費用なしでVPN環境が手に入ります。市販のブロードバンドルーターでもVPNは利用可能です。

プライベートVPNは、VPNをセットアップしたパソコン、スマートフォンなどから接続することができますが、固定IP契約を除いて、プロバイダーから付与されるグローバルIPアドレスは不定期で変わるという問題があります。

今回メモした WN-G300DGR の DDNS はその問題を解決する一つの手段として有用なことがわかりました。

VPN関連記事のリンクを貼っているので参照してください。VPNラベル記事一覧が記事を探すのに便利です。

おわり
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