一帯一路構想に乗っかって中国から融資を受けた国々のうち、返済ができなくなった国は担保権を行使され、港湾などの不動産を破格の条件で収奪されています。
そして、中国は収奪した不動産を軍事基地などの拠点として利用しているようです。
結果的に中国の海洋進出を手助けする行為をしている国々は、明らかになっているところでは次の通りです。
いずれも身の丈以上の借金をした結果です。
以下の国は被害者ポジションを標榜していますが、借金を返済する代わりに現物を提供する形をとることで、合法的に中国に協力している可能性も考えられます。
- スリランカ ← 2022年7月5日破産を表明
- パキスタン
- ジブチ
- キルギス
- ラオス
- モルディブ
- モンゴル
- タジキスタン
- モンテネグロ
- ... etc
新着情報
2022-07-16チャイナに返済できなくなり、ラジャパクサ大統領はモルディブに逃げました。
スリランカのラジャパクサ大統領は13日、軍用輸送機で夫人や護衛らを伴い近隣のモルディブに脱出した。最大都市コロンボでは9日、デモ参加者数千人が抗議に押し寄せ、大統領官邸や公邸を占拠していた。
ウィクラマシンハ首相が自国の「破産」を表明したのは5日。海外からの輸入品に頼る同国では、外貨不足で医薬品や食料品などあらゆる生活必需品が不足している。Yahoo!ニュース魚拓
ウィクラマシンハ首相が自国の「破産」を表明したのは5日。海外からの輸入品に頼る同国では、外貨不足で医薬品や食料品などあらゆる生活必需品が不足している。Yahoo!ニュース魚拓
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具体例
既に担保権を行使された国々の状況は次の通りです。国名 | 構築物/貸与物 | その他 |
スリランカ | ハンバントタ港に中国海軍の潜水艦基地 | 99年貸与 |
パキスタン | グアダル港 | 43年貸与 |
パキスタン | 中国パキスタン経済回廊 | 570億ドル |
ジブチ | 一万人規模の軍事基地 |
大口債務国、担保権を行使されるかもしれない国々
担保権を行使される前だが、近い将来担保権を行使されそうな国々。
バックに米国が控えている日本ルート(東ルート)に対抗するように、南下ルートに重点を置いていることがわかります。
- キルギス
- ラオス
- モルディブ
- モンゴル
- タジキスタン
- モンテネグロ
マッピングしてみると
これまでに出てきた国を地図にマッピングしたのが下の画像です。バックに米国が控えている日本ルート(東ルート)に対抗するように、南下ルートに重点を置いていることがわかります。
あとがき
前項の地図では、朝鮮半島の2国は反日国かつ実質チャイナサイドなので、赤色と解釈してもいいでしょう。それ以外の国では、バングラデシュ、ミャンマー、インドが陥落すると危ないですね。
一帯一路の投資に使われる資金には、日本から提供されたODA資金が使われているのではないか?との疑惑もあるので、そんな反日国に資金を提供するなんて日本はなんてマヌケな国なんでしょうか。
中国と国境を接するブータン、ネパールも大変でしょうね。
資料:一帯一路(Wikipedia)
2014年11月に中華人民共和国で開催されたアジア太平洋経済協力首脳会議で、習近平総書記が提唱した経済圏構想である。
中国西部から中央アジアを経由してヨーロッパにつながる「シルクロード経済ベルト」(「一帯」の意味)と、中国沿岸部から東南アジア、スリランカ、アラビア半島の沿岸部、アフリカ東岸を結ぶ「21世紀海上シルクロード」(「一路」の意味)の二つの地域で、インフラストラクチャー整備、貿易促進、資金の往来を促進する計画。
Wikipedia
:SC2
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