コンポーネントサービスについて
コンポーネントサービスコンソールは、Microsoft 管理コンソール(MMC)にコンポーネントサービススナップインを読み込んだもので、「コンポーネントサービス」と呼ばれています。
構成および管理する対象は次のものです。
- コンポーネントオブジェクトモデル(COM)コンポーネント
- COM +アプリケーション
- 分散トランザクションコーディネータ(DTC)
DCOM構成の警告
コンポーネントサービスを起動すると「DCOM構成の警告」が表示されました。
警告はIntel 製プログラム「igfxSDK.exe」が関与していることがわかりました。
警告の実例
(文字起こし)
「CLSID {037E7077-9B9C-435C-9A6E-B2724BC99F76}、項目 "C:\WINDOWS\system32\igfxSDK.exe"、およびタイトル ConservativeMorphologicalAntiAliasing Class は、名前付き値 AppID を持っていますが、\\HKEY_CLASSES_ROOT\AppId の下に登録されていません。登録しますか?」
igfxSDK.exe
ググったけど igfxSDK.exe の情報にたどりつけなかった。
Intel関連のソフトウェアらしいけど、どのような動作をするプログラムなのかは特定できなかったです。
レジストリを検索して、CLSID、APPIDを特定することができました。
CLSID | {037E7077-9B9C-435C-9A6E-B2724BC99F76} |
APPID | {A4F75D5C-55DF-4556-B27F-F4B8C17EE920} |
igfxSDK.exe の証明書を確認してみる
インストールされていた場所
C:\Windows\System32\igfxSDK.exe
- 発行元:Intel(R) pGFX
- 発行者:Intel External Basic Issuing CA 3B
- 有効期間:15/12/08 から 16/12/07
「はい」を選択せざるを得ない
DCOM構成の警告の選択肢は [はい|いいえ] です。
Intel ブランドは強力ですが igfxSDK.exe をマルウェアと判定しているサイトもあるので、様子見するために「いいえ」を選択しました。
そうすると、コンポーネントサービスを起動するたびにDCOM構成の警告ダイアログが表示されるようになりました。
使い勝手が悪いので、証明書は期限切れだけれども Intel ブランドを信用して「はい」を選択しました。
今のところ問題は出ていません。
参考にしたサイト
コンポーネントサービスを起動する方法
コンポーネントサービスを起動する方法は次の通りです。
W10:スタートメニュー > Windows 管理ツール > コンポーネントサービス
まとめ
このサイトを検索 | Search this site