肥大化した DataStoreフォルダーをスリム化する方法

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PC起動直後にHDDがフルアクセス状態になりしばらくの間PCが思うように操作できない症状が発生したら \DataStore フォルダーをスリム化することで改善するかもしれません?

Windows XPを使用していた時は \DataStore をスリム化することで劇的に症状が改善されたのですが、Windows 7ではそれほどの効果は感じられませんでした。

Windows 7ユーザーは気にしなくていいのかもしれませんが、DataStore フォルダーを最適化する手順について記録に残しておきたいと思います。

\DataStoreはWindows Updateの履歴が保存された重要なフォルダーなので、ローカルドライブに余裕がある時はスリム化する必要はありません。

肥大化の原因

Windows Updateはインストールした更新プログラムの履歴を DataStore.edb に追記しています。

毎月10日前後に配信されるセキュリティパッチを適用すると DataStore.edb のファイルサイズが増加します。

logフォルダーのサイズも増加します。

Windows UpdateはPCに適用された更新プログラムを特定するために  DataStore.edbを照合します。

DataStore.edb のファイルサイズが肥大化していると照合に時間がかかります。

DataStore.edb の場所

DataStore.edb は以下の場所にあります。

私の環境では DataStore.edb のサイズは 744MBでした。(2017/05/16、Windows 7)

C:\Windows\SoftwareDistribution\DataStore

Datastoreのパス

スリム化する手順

Logsフォルダー及び Datastore.edbファイルは WindowsUpdate サービス開始時に新しく生成されます。

[手順]
  1. WindowsUpdate サービスを停止する
  2. DataStore フォルダー配下の 「Logs」と「Datastore.edb」を削除する
  3. WindowsUpdate サービスを開始する
  4. 終了

まとめ

[Windows Update関連フォルダーとファイル]
  • \DataStore
  • \DataStore\Logs
  • Datastore.edb

Windows 7では体感できるほどの効果が得られない可能性が高いので、放置推奨です。

\DataStoreを再構築しても劇的な効果が見込める訳ではありません。そして、\DataStoreはWindowsが使用するシステムフォルダーなので削除するのはリスクが伴います。

Windows Update の動作がおかしくなった時やハードディスクの容量が逼迫してきた時に検討する選択肢として、今回の情報をストックしておきましょう。

検証:Windows 7 ,Windows XP
Scrap 2nd. (SC2) Inspection

Windows Update|Scrap 2nd. (SC2) Inspection

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