VAIO BIOSアップデート
2024年10月16日、VAIOシリーズ向け BIOS R0490K9 アップデートプログラムが公開されました。
Windows 11 24H2でBitLockerドライブ暗号化の起動時のPIN入力の設定を有効にしている場合に、画面の表示に時間がかかる問題が修正されました。
vaio.com 公式サイトからダウンロードすることができます。
対象機種
今回のアップデートプログラムは、以下のVAIOシリーズを対象としています。
BIOS R0490K9- VJS112*
- VJS132*
- VJPF11*
- VJPG11*
アップデートファイル詳細
項目 | 説明 |
BIOS | BIOSバージョン欄に「R0490K9」以外の文字列がある場合はアップデート推奨 |
機種 | VJS112*、VJS132*、VJPF11*、VJPG11* |
OS |
|
BIOS バージョン確認方法
- VAIOの電源が切れている状態で、F3キーまたはF4キーを押しながら電源ボタンを押す
- 「VAIO レスキューモード」画面が表示される
- [BIOS 設定を起動]を選択する
- BIOSセットアップメニュー > 「System Information」> 「BIOS Version」を確認する
- 以上
解決される問題
- Windows 11 24H2の環境において、BitLockerドライブ暗号化の起動時のPIN入力の設定を有効にしている場合、画面の表示に時間がかかる問題を改善しました。
- システムの安定性を向上しました。
- 下記の脆弱性に対応しました。
INTEL-SA-01083(CVE-2024-24853)
- Windows 11にアップグレード後、再起動後にAC 駆動からバッテリー駆動に変更するとスリープに移行することがある。
- バッテリー充放電の安定性を向上しました。
本バージョンには以前のバージョンで修正した以下の問題の修正も含まれます。
- CVE-2024-0762
- CVE-2023-45235
- CVE-2023-45234
- CVE-2023-45233
- CVE-2023-45232
- CVE-2023-45231
- CVE-2023-45230
- CVE-2023-45229
- CVE-2023-35841
- CVE-2021-38578
- CVE-2019-11098
- INTEL-SA-00814 (CVE-2023-27504)
- INTEL-SA-00828(CVE-2022-40982)
- INTEL-SA-00813(CVE-2022-44611)
- INTEL-SA-00807(CVE-2022-33894)
- INTEL-SA-00562(CVE-2021-0157)
- INTEL-SA-00527(CVE-2021-0107,CVE-2021-0111,CVE-2021-0114,CVE-2021-0115,CVE-2021-0116,CVE-2021-0117,CVE-2021-0118,CVE-2021-0119,CVE-2021-0125,CVE-2021-0124,CVE-2021-0156)
- INTEL-SA-00463(CVE-2020-8670)
- INTEL-SA-00220 (CVE-2019-0123)
- INTEL-SA-00233(CVE-2018-12126/ CVE-2018-12127/ CVE-2018-12130/ CVE-2019-11091)
- INTEL-SA-00115(CVE-2018-3639, CVE-2018-3640)
下記の脆弱性に対応しました。
インストール方法
まとめ
:SC2
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