Intelの不明なアプリケーション発見!
Intel(R) Management Engine Components というアプリケーションがインストールされていることに気がつきました。
調査したところ、Intel製のチップセットやその他のハードウェアを監視・管理するためのソフトウェアであることが分かりました。
アンインストール可能
このソフトウェアはアンインストールしても通常のPCの使用には大きな影響を与えないとされてますが、理解しておくべきいくつかの注意点があります。
- セキュリティ機能の低下(デメリット)
- システムの安定性に影響が出る(デメリット)
- パフォーマンスの向上(メリット)
Intel Management Engine Components について
Intel Management Engine Componentsは、Intel製のチップセットやその他のハードウェアを監視・管理するためのソフトウェアです。
これには、以下のようなサービスが含まれます。これらのサービスは、システムのバックグラウンドで動作し、Intelのドライバーやコンポーネントの更新情報を通知します。
- LMS.exe: Local Management Service
- UNS.exe: User Notification Service
- jhi_service.exe: Dynamic Application Loader Host Interface Service
- IntelMeFWService.exe: Manageability Engine Service
主に次のような機能を提供します
- ハードウェアレベルでのリモート管理機能(企業向けでよく使われます)
- システムの電源管理
- ファームウェアのアップデートサポート
アンインストールの影響
私の調査では、Intel Management Engine Components をアンインストールすると、以下の影響があります。アンインストールする場合はご自身で調査の上お試しください。
- 1. セキュリティ機能の低下
Intel Management Engineは、リモート管理やセキュリティ機能を提供するため、特に企業環境では重要です。これをアンインストールすると、これらの機能が利用できなくなる可能性があります。
- 2. システムの安定性
一部のシステムでは、Intel Management Engineが正常に動作しないと、システムの安定性に影響を与えることがあります。
- 3. パフォーマンスの改善
一方で、特に古いPCでは、これをアンインストールすることでCPU使用率が低下し、パフォーマンスが向上することがあります
Intel Management Engine Components アンインストール手順
家庭用や個人用途のPCの場合、このコンポーネントをアンインストールしても通常は問題ありません。特にリモート管理や企業向け機能を使用していない場合、動作には影響が出ないことが多いです。(影響が全く出ないとは言ってない)
ただし、アンインストールすると、ファームウェアのアップデート機能や、システムの電源管理機能が制限される可能性があるため、動作に問題が出た場合は再インストールすることができます。PCメーカーのサポートページまたは、Intel公式サイトから最新のドライバーをダウンロードしてください。
企業のネットワーク環境やリモート管理が必要な場合は、アンインストールしない方が無難です。また、Intelからリリースされた最新バージョンのファームウェアやドライバを維持することで、セキュリティ上のリスクを低減できます。
まとめ
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