将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(JT杯)
2024年度「将棋日本シリーズ」のスケジュールが明らかになりました。将棋日本シリーズは、今年で45回目の「JTプロ公式戦」と23回目の「テーブルマークこども大会」が同日に開催される大会です。
6月29日(土)の東北大会を皮切りに、11月24日(日)の関東大会までの約5か月間、全国11地区で公開対局が行われます。
藤井八冠の登場地区
JT杯は、公開対局です。無料で観戦できます。次の一手問題に正解すると、対局棋士の揮毫入り扇子や色紙などが当たる可能性があります。
2024年度の藤井八冠は、順調に勝ち上がった場合、次の大会に登場します。
- 北海道大会
- 東海大会
- 関東大会
藤井八冠登場日程
2024年度JT杯は、藤井八冠が順調に勝ち上がった場合、次の大会に登場します。
ここ数年、東海地区でのタイトル戦、一般棋戦が優遇されているような気がしますねー。
日付 | 対局 | 場所 |
9月21日(土) | 二回戦第四局(北海道大会) | 札幌コンベンションセンター/札幌市 |
11月2日(土) | 準決勝第二局(東海大会) | Aichi Sky Expo/常滑市 |
11月24日(日) | 決勝戦(関東大会) | 東京ビッグサイト/江東区 |
JT杯は狭き門だが今年は下位棋士にもチャンスあり
JT杯に出場できるのは、全棋士176名の中から選抜された12名です。
出場のための予選会は行われず、前年度の成績優秀者上位12名が自動的に出場枠を獲得します。つまり、2023年に一番活躍した棋士が獲得賞金ベースで明らかになります。
藤井八冠が1位を独占したため、下位棋士にもチャンスが出た
A級リーグは月額80万の参稼報酬なので、下位リーグの棋士がタイトル戦、一般棋戦に優勝しない限り(A級棋士10名+名人)の11名は毎年固定化される傾向にあります。
JT杯選抜基準の上位3つを藤井八冠一人が独占したため、A級棋士以外の棋士にも出場枠が回ってきました。
具体的には、丸山忠久九段、糸谷哲郎八段です。
JT杯選抜棋士一覧
集計期間:2023.1.1~2023.12.31
カッコ内は2022年の獲得額
氏名 | 獲得額 | 昨年順位 | |
1 | 藤井聡太 竜王・名人 | 18,634(12,205) | 1 |
2 | 渡辺明 九段 | 4,562(7,063) | 2 |
3 | 永瀬拓矢 九段 | 3,509(4,668) | 4 |
4 | 広瀬章人 九段 | 3,066(2,166) | 6 |
5 | 羽生善治 九段 | 2,604( ― ) | ランク外 |
6 | 豊島将之 九段 | 2,223(5,071) | 3 |
7 | 菅井竜也 八段 | 1,959(1,970) | 7 |
8 | 佐々木大地 七段 | 1,881( ― ) | ランク外 |
9 | 稲葉陽 八段 | 1,781(1,580) | 10 |
10 | 伊藤匠 七段 | 1,728( ― ) | ランク外 |
12 | 糸谷哲郎八段 | ||
11 | 丸山忠久九段 |
トーナメント表
まとめ
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