動画から音声トラックを無劣化抽出
動画ファイルから音声トラックを無劣化で抽出する方法を紹介します。
「えこでこツール」以外は外国製ですが日本語に対応しているので違和感なく使用することができます。
この記事で紹介するのは3つのソフトウェアです。
- LosslessCut(外国製、動画のトリミングソフトウェア)
- Pazera Free Audio Extractor(外国製、動画から音声を抽出)
- えこでこツール(日本製、動画から音声を抽出)
お勧めはLosslessCut
紹介するソフトウェアは動画ファイルから音声トラックを無劣化で抽出することができるので、音声トラックの抽出が目的ならどれを使用しても結果は同じです。
LosslessCutは動画のトリミングソフトウェアなので、動画の任意の部分を無劣化でトリミングする機能がメインです。音声抽出はオマケ的な機能なのであまり知られてないように思いますが、抽出速度が速く一瞬で処理が終わります。
「えこでこツール」はウェブサイトが繋がりにくく入手困難です。加えて、Windows 10/11 に対応していませんがWindows 10で動作することを確認しました。
ソフトウェア情報
LosslessCutを使用して音声トラックを抽出する方法
*LosslessCut Version 3.59.1.0 を使用しています
- LosslessCutを起動する
- 動画ファイルを開く(ドラッグ&ドロップでもよい)
- 編集 > トラック > トラックの編集/メタデータのタグ
- 音声トラックの右端 […] をクリック > このトラックをファイルとして抽出
- 「トラックは抽出されました」と表示される
- 以上
動画から音声トラックを抽出する方法
ファイルのコンテナ形式を変換する方法
LosslessCutはファイルのコンテナ形式を変換する機能もあります。
- 設定 > 出力オプションを出力前に表示:ON(デフォルトでONになってます)
- 抽出したファイルを開く
- 右下の [出力] をクリックする
- 出力するコンテナ形式:右端のドロップダウンリストから変換したいコンテナを選択する
- [出力] をクリックする
- 以上
抽出したファイルのコンテナ形式を変換する方法
Pazera Free Audio Extractorを使用する方法
Pazera Free Audio Extractorを使用する方法は過去記事をお読みください。無劣化抽出と再エンコード処理を選択することができます。
ffmpegを利用するので、LosslessCutと性能は同じです。複数ファイルを扱う時は Pazera Free Audio Extractor が便利です。
えこでこツールを使用する方法
えこでこツールを使用する方法は過去記事をお読みください。
最終更新日2009年のため開発は終わってます。Windows 11で動作するか否かは未検証です。
まとめ
このサイトを検索 | Search this site
0 コメント