ExplorerPatcher (EP) /22621.2361.58.4
EPは、Windows 11 のTaskbarを Windows 10 の使い勝手に戻すことで、下固定になったTaskbarを [左/右/上] に配置できるようにするフリーソフトウェアです。
EP作者 Valinet氏は、10月に入って精力的にアップデートを行っており、記述時点の最新バージョンは ExplorerPatcher 22621.2361.58.4 pre-release(2023-10-17)です。
EP on KB5031354
2023年10月10日にリリースされた KB5031354 は Windows Update 月例更新プログラム(Bリリース)です。
EPとの相性が心配で、KB5031354のインストールを控えていました。しかし、EPの不具合掲示板に、KB5031354(OSビルド22621.2428)をインストールした際の不具合レポートが報告されていたため、致命的な不具合ではないと判断し、EPをインストールしました。現在のところ、問題は発生していません。
当方の環境では不具合は見られませんが、現時点のEPはプレリリースバージョンであるため、今後も頻繁にアップデートが行われると予想されます。記述時点のEPの修正事項をまとめました。
ソフトウェア情報
2023年10月17日 EP22621.2361.58.4(pre-release)
Tested on ... に OS builds 22621.2428(KB5031354)がないので、インストールする際は要注意です。
修正情報に1~4の数字が割り振られグループ分けされています。数字が大きいほど新しい修正です。
Tested on OS builds 22000.2416, 22621.1, 22621.2134, 22621.2361, 22631.2338, and 23545.1000.
- 1
- Taskbar10: Windows 11 のビルドで、新しいTaskbarに "Never combine" と表示されない Windows 10 のTaskbarを修正。
- Taskbar10: 22621.2134+ でペンメニューが explorer.exe をクラッシュさせる問題を修正。
- Taskbar11: Windows 11 のビルドで、新しいTaskbarに「決して結合しない」がある場合に、新しいTaskbarを右クリックすると explorer.exe がクラッシュするバグを修正。
- ファイルエクスプローラー:EP が新しい Windows App SDK ビューに関連するクラッシュを回避しようとするようになりました。
- OSビルド22621+において、twinui.pcshell.dll(Win+XおよびWindows 10のAlt+Tab用)の必要な関数がフォールバックメソッドで見つからない場合にexplorer.exeをクラッシュさせるバグを修正。
- 2
- Taskbar11: OSビルド22621.2361+で「決して結合しない」設定をリセットするバグを修正。
- Taskbar10: OSビルド22621のWi-Fiフライアウトボタンを修正。
- Start10: OS ビルド 22621.2134+ で、スタートメニューのフォルダ、最近追加されたアプリの表示、よく使うアプリの表示の設定が適用されない問題を修正。
- 3
- Start10: すべての Windows 11 ビルドのスタートメニューとエクスプローラー(検索は未対応)で、スタートメニューへのピン留め/スタートメニューからのアンピン動作を修正。
- Start10: Dev チャネルビルド 23545+ で表示されない非 UWP アプリを修正。
- ファイルエクスプローラー:Windows 11 のプライマリでないエクスプローラーインスタンスで、コマンドバーの設定が適用されない問題を修正。
- 4
- Taskbar11: OS ビルド 22621.2361+ で「決して結合しない」設定をリセットしていたバグの修正を復元。
- Start:"スタートメニューのスタイル" が再起動を要求するようになり、エクスプローラーのスタートへのピン留め/スタートからのアンピンが正しく動作するように。
- Taskbar10:カナリアビルド(25000+)で適切なアクリル背景のパッチを今のところ無効化。
まとめ
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