WizFile v3.00|高速ファイル検索ソフト

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WizFile
FAT: File Allocation Table
FAT (FAT32) はWindows 95/98/XPなどで利用されていたフォーマット形式ですが、MicroSDなどでも利用されている互換性の高い形式です。

2020年11月23日、
ファイル検索ユーティリティWizFile version 3.00がリリースされました。
開発は、Antibody Softwareです。

[特徴]
  • マスターファイルテーブル(MFT)と検索語を照合する方法でローカルドライブを高速検索します。
  • ローカルドライブとネットワーク共有ドライブをサポートしています。
  • 検索結果は名前、サイズ、日付で並べ替えることができます。

Windows検索 (Windows Search) はファイルのインデックス処理を行い、インデックスファイルを対象に検索処理を行いますが、WizFileはMFTを参照するので検索パフォーマンスが向上しています。

Windows 10標準の検索ツール(Windows Search, Cortana)とWizFileで同じワードを検索語に設定して検索性能を比較するとWizFileの検索パフォーマンスがわかります。

Windows 10は、OSインストール時に明示的にFAT32を選択しない限りNTFSフォーマットするのでWizFileとの親和性が高いです。


ソフトウェア情報

※新しいバージョンが表示される場合があります。

インストール方法

※記述時点のファイル名です
  1. wizfile_3_00_setup.exeをダウンロードして実行する
  2. インストールフォルダーを選択する
  3. オプションを選択する
  4. 終了

使い方

[検索手順]
  1. WizFileを起動する
  2. 検索ボックスにファイル名を入力する
  3. 検索結果が表示される

検索オプションは2つあるのでどちらかにチェックを入れます。
  • 一致するファイル名のみ
  • パス全体が一致

ファイルタイプを指定することができます。
  • すべて
  • オーディオ
  • ビデオ
  • イメージ
  • 圧縮
  • ドキュメント
  • 実行可能ファイル

WizFile

WizFileの仕様

WizFileは次の動作をします。
  1. 起動時にMFTを読み込む
  2. 起動している間はリアルタイムでファイル情報を更新

ファイル名を入力するとリアルタイムで検索結果が変化していきます。
検索の速さにビックリすると思います。

SSDだとMFTを読み込む時間は2~3秒です。
待ち時間は気にならないと思います。

資料

MFT: Master File Table
NTFS: NT File System

マスターファイルテーブルとは、NT File System (NTFS) において、ファイルシステム上に存在するすべてのファイルのエントリを管理するファイルである。

MFTはNTFSフォーマットされたハードドライブに作成される隠しファイルで、ファイルシステム上に存在するすべてのファイルの情報を管理しているファイルです。
Wikipedia

あとがき

Windows 10にバンドルされている検索ツールは次のものがあり、PC起動と同時にプロセスが実行されています。
  • Windows Search (SearchIndexer.exe)
  • Cortana (SearchUI.exe)

SSDはファイルアクセスが早いので、上の2つはOFFにしておくと消費するリソースを節約できるため、Windows 10が軽くなります。

Windows Searchはサービスを起動して「無効」にすることができます。

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