[KB4594440:OOB] MS-IME入力不具合と証明書消失 (2020年11月19日)

このサイトを検索 | Search this site
wuYellow.png


2020年11月19日、

Microsoftは KB4594440 (Out-of-band) を公開しました。

Windows 10 v2004 (20H1), v20H2に対応する更新プログラムです。

既知の問題は、MS-IMEと証明書が失われる問題の2件です。

Out-of-bandは不具合修正を目的としてリリースされる更新プログラムです。

配信対象チャネルはMicrosoft Updateカタログのみなので、問題の発生していない環境にはインストールする必要はありません。

探すのが面倒な方は文末の外部リンクからダウンロードすることができます。

[KB4594440適用対象]
※20H2からバージョン表記が開発コード名に変わりました。
  • Windows 10 version 2004
  • Windows Server version 2004
  • Windows 10 version 20H2
  • Windows Server version 20H2

証明書消失問題(既知の問題)は、一つ前のバージョンにロールバックする緩和策が提案されています。

Windows 10のロールバック期間を60日に変更する方法(最大値)

LCU: Latest cumulative update|累積的な更新プログラム Windows 10 v20H2をインストールしたPCで、システム証明書およびユーザー証明書が削除される不具合が発生しています。 2020年9月16日にリリースされたKB4...



ハイライト

出典:Windows サポート

日本語版が公開されていないのでGoogle翻訳したものを記載します。

  1. CVE-2020-17049の実装に関連するKerberos認証およびチケット更新の問題を引き起こす可能性のある問題を更新します。

改善と修正

出典:Windows サポート

日本語版が公開されていないのでGoogle翻訳したものを記載します。

2020年11月10日のWindowsUpdateの一部であるCVE-2020-17049のPerformTicketSignatureレジストリサブキー値に関連するKerberos認証の問題に対処します。次の問題は、書き込み可能で読み取り専用のドメインコントローラー(DC)で発生する可能性があります。

  1. PerformTicketSignatureが1(デフォルト)に設定されている場合、Windows以外のKerberosクライアントのKerberosサービスチケットおよびチケット許可チケット(TGT)が更新されない場合があります。
  2. PerformTicketSignatureが0に設定されている場合、スケジュールされたタスク、クラスタリング、基幹業務アプリケーションのサービスなどのユーザー向けサービス(S4U)シナリオは、すべてのクライアントで失敗する可能性があります。
  3. 中間ドメインのDCが一貫して更新されておらず、PerformTicketSignatureが1に設定されている場合、クロスドメインシナリオでのチケット参照中にS4UProxy委任は失敗します。

まとめ

[KB4594440]
  • 臨時に配信された更新プログラム
  • Windows Updateには落ちてこない
  • Microsoft Updateカタログから入手することが可能
  • 記述時点で「既知の問題」はMS-IMEと証明書消失に関するもの2件

参考:既知の問題

日本語または中国語用のMicrosoft入力方式エディター(IME)のユーザーは、さまざまなタスクを実行しようとすると問題が発生する可能性があります。入力に問題がある、予期しない結果を受け取る、またはテキストを入力できない可能性があります。

(回避策)
問題、回避策の手順、および現在解決されている問題の詳細については、KB4564002を参照してください。

---
デバイスをWindows10バージョン1809以降からWindows10以降のバージョンに更新すると、システム証明書とユーザー証明書が失われる可能性があります。デバイスは、2020年9月16日にリリースされた最新の累積更新プログラム(LCU)を既にインストールしている場合にのみ影響を受けます。その後、2020年10月13日以降にリリースされたLCUが統合されていないメディアまたはインストールソースからWindows10の新しいバージョンへの更新に進みます。これは主に、Windows Server Update Services(WSUS)やMicrosoft Endpoint ConfigurationManagerなどの更新管理ツールを介して古いバンドルまたはメディアを使用して管理対象デバイスが更新された場合に発生します。これは、最新の更新が統合されていない古い物理メディアまたはISOイメージを使用している場合にも発生する可能性があります。

(回避策)
DISMコマンドを使用してロールバック期間を延長する。前のバージョンにロールバックする。

SC2
ブログサークルSNS
クリックして応援してね!
人気ブログランキングPVアクセスランキング にほんブログ村ブログランキング・にほんブログ村へ

このサイトを検索 | Search this site

コメントを投稿

0 コメント