Gpedit.msc /ローカルグループポリシーエディター
Windows Homeエディションはローカルグループポリシーエディター(Gpedit.msc)が使えませんが、アクティブ化することができます。
Windows 10のコマンドラインツールDISMを利用してGpedit.mscパッケージを追加する方法を見つけたのでメモしておきたいと思います。
この記事を参考にする場合は自己責任でお願いします。
検証したところ、DISM以外にも、次の方法でアクティブ化することができます。
Gpedit.msc について
Windows のローカルグループポリシーエディターは、コンピューターやユーザーアカウントの設定を変更するための Windowsビルトインシステムツールです。
コンピューターの設定では、ログオンやシャットダウン時の動作、スクリプトの実行、セキュリティ設定などを変更できます。
ユーザーの設定では、デスクトップの表示、ファイルのアクセス権、アプリケーションの実行、セキュリティ設定などを変更できます。
ローカルグループポリシーエディターは、Windows 10/11 Professional エディション以上かつ、管理者アカウントでログインしている場合に使用できます。
編集対象はレジストリの [HKEY_LOCAL_MACHINE] 配下のキーです。加えた変更は全ユーザーに影響します。
DISMを利用する方法
書式
DISMを利用してGpedit.mscのパッケージをWindowsに追加します。
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package:%SystemRoot%servicing\Packages\{PackageFileName} |
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package /PackagePath:%SystemRoot%servicing\Packages\{PackageFileName} |
説明
%SystemRoot%
%SystemRoot% はWindowsが使用する環境変数です。Windowsシステムのファイルが格納されたフォルダーのパスが割り当てられます。
ローカルドライブが一つの場合、次の文字列と同義です。
C:\Windows
フルパスで記述すると次のようになります。
C:\Windows\servicing\Packages\{PackageFileName}
実行例
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package /PackagePath:%SystemRoot%servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientExtensions-Package*.mum C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package /PackagePath:%SystemRoot%servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientTools-Package*.mum |
手順概要
- コマンドプロンプトを管理者モードで起動する
- DISMコマンドを実行する(2回)
- 以上
まとめ
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