ネットワークアダプタ
Windowsのネットワークアダプタの設定項目を調べたのでメモしています。
インターネットが遅い、ブラウザのレスポンス悪いと感じた時に先ずは確認するべき設定がネットワークアダプタです。次に、ブラウザなどのソフトウェアの設定を確認します。
調査したデバイスは Windows 10 ですが、汎用性があるので Windows 11 でも有効です。
結論としては、
ブラウザ使ってインターネットするだけなら IPv4 のみONにすればよい。ゲーマーは「QoS パケットスケジューラ」をOFFにするとよい。
設定画面
ネットワーク設定画面のスナップショット
ネットワーク接続
コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\ネットワーク接続
ネットワーク接続のプロパティ
項目の説明
通知領域のWi-Fiアイコンを右クリック > ネットワークとインターネットの設定を開く > アダプターのオプションを変更する
項目 | 説明 | 補足 | |
Microsoft ネットワーク用クライアント | コンピューターから Microsoft ネットワーク上のリソースにアクセスできます。 | 同じNWに接続するプリンタ、共有フォルダを自分のPCから使えるようにする機能。 | |
Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンター共有 | 他のコンピューターが、Microsoft ネットワークを使ってこのコンピューターのリソースにアクセスできます。 | 自分のPCに接続しているプリンタ、PC内のフォルダを同じNWに接続するPCから使えるようにする機能。 | |
QoS パケット スケジューラ | QoS (Quality of Service) パケット スケジューラ。このコンポーネントは、フロー速度や優先順位化などのネットワーク トラフィック制御サービスを提供します。 | ネトゲユーザーはOFFにするとよい。(都市伝説?) | |
インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4) | 伝送制御プロトコル/インターネット プロトコル。相互接続されたさまざまなネットワーク間の通信を提供する、既定のワイド エリア ネットワーク プロトコルです。 | インターネットがIPv6へ完全移行するまではこのプロトコルは必須です。 | |
Microsoft Network Adapter Multiplexor Protocol | ネットワーク アダプターの負荷分散とフェールオーバー用のプラットフォームを提供します。 | ネットワーク アダプターを組み合わせ たり 、 ブリッジ 接続を作成したりするときにのみ機能します。 排他制御のため、他のオプションが有効な時はONできない。 | |
Microsoft LLDP プロトコル ドライバー | IEEE 802.1AB Link-Layer Discovery Protocol (LLDP)。Microsoft Data Center Networking (DCN) をサポートします。 | LLDPはIEEEで規定されている仕様のため,マルチベンダーの環境をサポートします。(大規模NW向けの機能) | |
インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6) | TCP/IP version 6。相互接続されたさまざまなネットワーク間の通信を提供する、最新のインターネット プロトコルです。 | IPv4のIPアドレスが枯渇したので、代わりに考案されたプロトコル。将来はIPv6に統一される見込み。 | |
Link-Layer Topology Discovery Responder | この PC がネットワークで探索され見つかるようにします。 | ネットワークマップを作成するサービス。家庭LANでは不要。 | |
Link-Layer Topology Discovery Mapper I/O Driver | ネットワーク上の他の PC、デバイス、ネットワーク インフラストラクチャ コンポーネントを探索し見つけるために使用されます。ネットワーク帯域幅を決定するためにも使用されます。 | 同上 |
まとめ
External link
検証:Windows 10 Pro November 2019 Update, v1909.18363.900
:SC2
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