「サクラエディタ」はMicrosoft Windowsで動作する、オープンソースで開発されている日本語テキストエディターです。
フリーで利用することができるテキストエディターで、Windowsに付属するメモ帳と同じカテゴリーのソフトウェアです。
文書毎にウィンドウが開くSDIを採用していますが、タブバー設定を有効にするとタブ型テキストエディターのように動作します。
U+005C
日本の円記号とバックスラッシュは同じUnicode (U+005C) を使用しているので、サクラエディタで半角バックスラッシュ「\」を円記号「¥」で表示させたい時は、日本語系フォントを使用しましょう。
円記号「¥」は日本と中国で使用されている記号ですが、日本語系フォントでないと円記号が用意されていません。
この事情を知らないと戸惑いますね。
ちなみに、
「円」は「yen」と書くので、頭文字に横線を2本加えた記号「¥」を使用しています。「元」は「yuán」と書くので、頭文字に横線を2本加えた記号「¥」を使用していますが文字コードが違うので日本の¥のような問題はありません。(ネタ元:Wikipedia)
文字セット
サクラエディタはお好みのフォントをセットすることができます。
フォントは以下の種類があります。
日本語文字セットの見分け方
サクラエディタ > 設定 > フォント設定
「日本語」フォントを探す方法。
- 「フォント名」から任意のフォントを選択する
- 右下の「文字セット」に日本語と表示されるフォントを探す
- 手順終了
「MS Pゴシック」は複数の文字セットを持っており、選択すると「欧文」と表示されますが、ドロップダウンリストでは「日本語」もあるため¥表示が可能です。
以下は、FixedSysを選択した時の画像です。
スナップショット
日本語フォントと欧文フォントを選択した時の、サクラエディタのスナップショットを掲載します。
Arial
Arial(欧文文字セット)を選択すると、ひらがなや漢字は表示できますが、バックスラッシュは円記号になりません。
FixedSys
FixedSys(日本語文字セット)を選択すると、バックスラッシュは円記号で表示されます。
まとめ
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