
EagleGet(イーグルゲット)
EagleGetは、無料で利用できる高性能ダウンローダーです。ターゲットファイルに複数セッションを貼ることで、高速ダウンロードを実現しています。
懸念事項は、中華製ということ。
EagleGetのインストーラーを実行すると、EagleGetとは関係のない常駐ソフトウェア2種類がインストールされます。
そのプログラムは「Windowsサービス」に自動実行ステータスで登録されバックグラウンドで動作するため、ユーザーに気づかれにくいようになっています。
登録されるサービス
- egGetSvc
- Luminati Net Updater
サービスは削除可能!
2つのサービスは削除することができますが、EagleGetをアップデートするタイミングで再登録される仕様です。
この2つのサービスを削除するためのバッチファイルを作成したので、具体例を紹介します。
バッチファイルをダブルクリックするだけで、うざいサービスを削除することができます。
EagleGetが登録するサービス

EagleGetをインストールすると、2つのサービスが登録されます。
このサービスはEagleGetのダウンロード機能とは無関係のため、削除することができます。
- egGetSvc
- Luminati Net Updater
egGetSvc は EagleGet.exe と同じフォルダーに存在する EGMonitor.exe を起動するサービスで、PCと同時に実行するよう設定されています。
EGMonitor.exe の痕跡はレジストリにも記録されています。(後述)

Luminati は VPNサービスを提供する会社のようですが、EagleGet は Luminati を利用してクライアントのリソースを借用しています。

サービスを削除する方法

管理者として起動したコマンドプロンプトを利用して、サービスを削除することができます。
- egGetSvc サービスを停止する
- Luminati Net Updater サービスを停止する
- コマンドプロンプトを管理者モードで起動する
- sc delete egGetSvc を実行する
- sc delete luminati_net_updater_win_eagleget_com を実行する
- 以上

sc delete の実行例
c:\_
| 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\>sc delete egGetSvc [SC] DeleteService SUCCESS C:\>sc delete luminati_net_updater_win_eagleget_com [SC] DeleteService SUCCESS |
バッチファイルについて

バッチファイルはコマンドプロンプトに実行させるコマンドを記述したテキストファイルです。拡張子 [.bat] として保存したテキストファイルはバッチファイルとして利用することができます。
前項で記述したSCコマンドをコピペして、バッチファイルを作成します。
- 複数のコマンドを連続して実行することができる
- タイプミスがなくなる
- 実行ファイル(拡張子|.exe)に変換するとダブルクリックで処理を実行できるようになる
バッチファイルはWindowsに付属しているメモ帳などのテキストエディターで作成します。
- テキストエディターを起動する
- コマンドを入力する
- 拡張子 .bat として保存する
- 以上
バッチファイルの作成方法

次の処理を実行するバッチファイルを作成します。
- egGetSvcサービスの停止
- luminati_net_updater_win_eagleget_comサービスの停止
- egGetSvcサービスをレジストリから削除
- luminati_net_updater_win_eagleget_comサービスをレジストリから削除
echo.
echo EagleGet関連サービスを停止後削除します
echo.
echo 1. egGetSvc 停止→削除
echo 2. luminati_net_updater_win_eagleget_com 停止→削除
echo.
echo 対象サービスが存在しない時はエラーを返します
echo.
pause
echo.
sc stop egGetSvc
sc stop luminati_net_updater_win_eagleget_com
sc delete egGetSvc
sc delete luminati_net_updater_win_eagleget_com
echo.
echo 処理が終わりました
pause
エラー対策
バッチファイルを実行した時に [OpenService FAILED 1060] エラーが出力される時は、サービスが起動していないかまたは、サービスが登録されていない時なので問題ありません。
[OpenService FAILED 1060] となる場合のPC環境
- egGetSvcサービスが起動していない
- luminati_net_updater_win_eagleget_comサービスが起動していない
- egGetSvcサービスが登録されていない
- luminati_net_updater_win_eagleget_comサービスが登録されていない
1. egGetSvc 停止→削除
2. luminati_net_updater_win_eagleget_com 停止→削除
対象サービスが存在しない時はエラーを返します
続行するには何かキーを押してください . . .
[SC] OpenService FAILED 1060:
指定されたサービスはインストールされたサービスとして存在しません。
[SC] OpenService FAILED 1060:
指定されたサービスはインストールされたサービスとして存在しません。
[SC] OpenService FAILED 1060:
指定されたサービスはインストールされたサービスとして存在しません。
[SC] OpenService FAILED 1060:
指定されたサービスはインストールされたサービスとして存在しません。
処理が終わりました
続行するには何かキーを押してください . . .
拡張子BATを管理者として実行させるショートカットの作り方(バッチファイル)
中華製フリーソフトEagleGetダウンロ-ダーをインストールすると、2つのサービスが登録されます。 egGetSvc Luminati Net Updater 上記サービスはEagleGetの本来機能であるダウンロード機能とは直接関係がないので削除...
まとめ


EagleGet スパイ機能削除バッチファイル(BAT)
- EagleGet は2つの怪しいサービスとセットになっている。
- egGetSvc は無効にするか削除する。
- luminati_net_updater_win_eagleget_com は無効にするか削除する。
- バッチファイルは管理者として実行する。
- EagleGet | SC2

【スパイ】EagleGetのスパイ機能をチェック!
開発終了の中国製ダウンロードマネージャー「EagleGet」は、情報収集システム除去で安全に使用可能。
Windows 10 Pro May 2019 Update, v1903.18362.295
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