Lhaz(らず)
Lhazは、フリーで利用できるアーカイバーです。アーカイバーとは、ファイルを圧縮・解凍する機能を備えたソフトウェアのことです。
Lhazと、[-.zip | -.cab | -.lzh ...] などの書庫ファイルを関連付けておくと、書庫ファイルをダブルクリックした時に、解凍、フォルダ自動作成、閲覧(ファイル一覧表示)などの処理を選択できるようになります。
書庫名に日付を付加
Lhazでは、ファイルまたはフォルダを圧縮する時に、書庫ファイル名に自動的に日付を付加するオプションがあります。
この機能は、書庫ファイルの作成日時を把握するのに便利なので、Lhazユーザーにお知らせしたいと思います。
Lhazの解凍オプション
Lhazと書庫ファイルを関連付けしている時は、書庫ファイルをダブルクリックした時にLhazのメニューが表示されます。
この機能が地味に便利で、私が頻繁に利用するのは「閲覧」機能です。
閲覧を選択すると書庫に含まれるファイル一式をリスト表示します。さらに、リスト表示されたファイルをドラッグ&ドロップで取り出すことができます。
日付を付加する書式
書式例 | \f_\y\m\d.\a |
書庫のファイル名 | ファイル名_yymmdd.拡張子 |
例えば、上記書式を追加したLhazを使用して [\sources] フォルダーをZIP形式で圧縮した場合、フォルダー名の末尾に日付が付加された [sources_180217.zip] ファイルが生成されます。
書式 | 説明 |
¥f | ファイル名 |
¥y | 西暦下2桁 |
¥m | 月 |
¥d | 日 |
¥a | 圧縮後の拡張子 |
上記以外の書式も用意されています。
全ての書式は最後の方に転載しているので参考にしてください。
Lhaz:圧縮オプション
「書庫名の指定」で書式を追加する。複数の書式を追加しておいて、圧縮時に選択することができる。
複数の書式を登録
複数の書式を登録しておくと、ファイルやフォルダーを圧縮する時に Lhaz の動作選択画面で、登録しておいた書式を選択することができます。
書式を反映した書庫名が選択候補として表示されるのでわかりやすいです。
書式一覧
出典: Lhazヘルプ
任意の文字(ファイル名として有効なもの)も設定できます。
標準では\f.\a なので, filename.lzh (LZH圧縮の場合) となります。
他の設定例を示します。
- \f.\e.\a →filename.txt.lzh
- \f\y\m\d.\a →filename010531.lzh
まとめ
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