Windows 10 のタスクバー(通知領域)の時計は秒表示することができます。
[実現方法]
- レジストリエディタを利用する(この記事)
- UWT4を利用する
(Ultimate Windows Tweaker 4 for Windows 10) - TClock Light kt160911を利用する
通知領域の時刻の書式を変更してもムダ
通知領域の時刻の書式は"時刻(短い形式)" が使われます。
従って、[日付、時刻、地域の追加設定] で書式を H:mm:ss に変更しても通知領域の時計には反映されません。
通知領域の時計に秒を表示させる方法
レジストリの操作は自己責任ですレジストリエディターを操作する前に、
不測の事態に備えてレジストリのバックアップを取っておきましょう。
1. レジストリエディタを起動する
起動方法
- ファイル名を指定して実行 (Win+R)
- 名前に regedit と入力
- OK をクリックする
- ユーザー アカウント制御画面で はい を選択する
2. Advanced キーを探す
Advanced キーは次の階層で見つかります。
\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
3. ShowSecondsInSystemClock を作成する
Advanced キー配下に 新規 DWORD値 ShowSecondsInSystemClock を作成し、値のデータを "1" に変更します。手順は次の通りです。
3-1. DWORD (32ビット) 値を選択する
Advanced キーを選択して次の操作を実行します。レジストリエディター > メニューバー > 編集 > 新規 >DWORD (32ビット) 値
3-2. 名前:ShowSecondsInSystemClock
設定情報は次の通りです。DWORD (32ビット) 値の名前 | ShowSecondsInSystemClock |
値のデータ | 1 |
表記 | 16進数(10進数でもよい) |
設定完了後の画像です。
4. エクスプローラーを再起動する
PCの再起動もしくは、エクスプローラーを再起動すると通知領域の時計に秒が表示されるようになります。
エクスプローラーを再起動する方法
- タスクマネージャーを起動する
- プロセスタブからエクスプローラーを探す
- マウスで右クリックして「再起動」を選択する
- おわり
タスクマネージャーを起動するには、
- Windowsキーを押しながらRを押す
- 名前に「taskmgr」と入力してOKをクリックする
タスクマネージャー > プロセスタブ > エクスプローラー > 再起動
または、
エクスプローラーを選択してから、右下の再開(E)をクリックします。
5. 手順ここまで
通知領域の時計に秒が表示されたら手順は成功しています。参考:時刻の書式を変更する手順
1. 時刻と言語
設定 > 時刻と言語
スタートメニューから設定アプリを開いて [時刻と言語] を選択します。
2. 関連設定:日付、時刻、地域の追加設定
日付と時刻 > 関連設定:日付、時刻、地域の追加設定
関連設定の下の [日付、時刻、地域の追加設定] を選択します。
3. 日付、時刻、または数値の形式変更
コントロールパネルが起動するので "地域" の下の [日付、時刻、または数値の形式変更] を選択します。
4. 追加の設定
追加の設定をクリックします。
5. データ形式
日付タブを表示して、データ形式を変更します。短い形式と長い形式があります。
あとがき
今回の手順は、レジストリエディタを利用するのでリスクを伴います。インストールは面倒ですが、UWT4またはTClockシリーズを利用する方法が安全です。
UWT4 はGUI環境でレジストリの値を変更することができるソフトウェアです。
便利ですが日本語に対応していません。
検証: Windows 10 Pro Fall Creators Update, v1709
:SC2
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