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Amazon と Goolge は ストリーミングガジェットにおいて喧嘩状態にあります。
喧嘩をしかけたのは Amazon。
Amazon は2017年後半、 Chromecast などの Google のストリーミングガジェットを Amazon サイトから排除したので、Amazon.co.jp(Amazon.com) から Chromecast が購入できなくなりました。
Google は報復措置として Fire TV(および Fire TV Stick)に対する YouTubeアプリの提供を停止したので、2018年1月1日以降、Amazon Echo, Amazon Fire TV (Stick)から YouTube アプリを利用することができなくなりました。
Amazon は Firefox もしくは Silk ブラウザから YouTube を閲覧できる手段を提供しましたが、残念ながら、ブラウザを介しての YouTube 再生は不安定な上に操作性が悪くなりました。
BIG2の喧嘩により、私のように Fire TV Stick で YouTube を視聴していたユーザーの利便性は棄損されました。
Fire TV Stick のメッセージ
2017年12月29日現在、Fire TV Stick で YouTube アプリを選択すると、Silkブラウザ または Firefoxブラウザ をインストールするよう促すメッセージが表示されるようになりました。
文字起こし
「FirefoxやSilkなどのウェブブラウザを使って、YouTubeを始め、何百万のウェブサイトにアクセスできます。YouTubeに直接アクセスするには、お好きなブラウザのリンクを下から選んでクリックしてください。」[ SilkでYouTube.comに移動 ] | [ FirefoxでYouTube.comに移動 ] |
YouTube は視聴できます
Fire TV Stick に Firefox をインストールして YouTube を再生してみましたが、これまでの YouTubeアプリと同じ画面構成になっており、操作に違和感がないように作りこまれていました。YouTube アプリから Firefox ブラウザへのアカウントなどの移行は、Fire TV Stick に表示される引継ぎコードを Firefox に入力することで簡単に移行できるようになっていました。
Firefox の YouTube は、画面遷移を繰り返すとハングアップするのでまだ安定していません。
Silk ブラウザはその存在を Fire TV Stick のメッセージで初めて知ったので、まだ試す気になりません。
Amazon は YouTube の視聴環境を提供することに成功したと言えるでしょう。
あとがき
安定性は置いといて、Fire TV Stick で YouTube を視聴できるように対策を講じた Amazon の対応は早いです。Fire TV Stick ユーザーに「プランB」を素早く提供した Amazon としては、Google との喧嘩の幕引きをするつもりはないのかもしれません。
2018/01/02
Silk ブラウザで YouTube を動作させて Firefox と比較してみました。
当方の環境では Amazon Fire TV Stick で Youtube を再生したところ快適性では Firefox > Silk でした。
Silk で Youtube を再生すると途中で再生が止まる現象が頻繁しました。Firefox でも同様の現象は発生しますが Silk より少なかったです。
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