
Windows 11 PrtScボタン仕様変更
Windows 11 バージョン 22H2 の更新プログラム KB5026446 (Cリリース、2023年5月24日)、KB5027231 (Bリリース、2023年6月13日) には、重大な仕様変更が含まれていたようです。
具体的には、タスクバーの時計の秒表示、キーボードの Print Screen (PrtScn) キーに Snipping Tool をマッピングするなどの仕様変更です。
PrtSCを押したときに Snipping Tool が起動したので、この仕様変更に気がつきました。
便利ではありますが、ワンプッシュでスクリーンショットを撮影するという目的には使えなくなったため、個人的には不満です。
設定アプリから元に戻せることを確認したので、その手順を紹介します。
Snipping Tool の呼び出し方

Snipping Tool は、元々ショートカットが割り当てられているので、今回の仕様変更によりキーボードから呼び出す方法が2つになった。
- PrtSc ← 2023年5月24日以降の更新プログラムで変更される(KB5026446以降)
- Win+Shift+S
PrtSc に割り当てられた Snipping Tool を解除する方法

KB5026446 (5/24、Cリリース) 以降の更新プログラムにより Print Screen が Snipping Tool 起動ボタンに変わりますが、この仕様変更は設定アプリの「アクセシビリティ」の設定項目にトグルスイッチのかたちで追加されています。
元に戻す時はそのトグルスイッチをOFFにするだけですが、このことを知らないと戸惑いますよね。
[PrtSc キーを本来の機能に戻す方法]- 設定アプリを起動する(スタートボタン:右クリック > 設定)
- 左ペイン「アクセシビリティ」を選択する
- 右ペイン「キーボード」を選択する
- 「PrintScreen キーを使用して Snipping Tool を開く」トグルスイッチをクリックしてオフにする
- 以上
まとめ


- Windows 11 バージョン 22H2 の更新プログラム KB5026446 (Cリリース、5/24)、KB5027231 (Bリリース、6/13) には重大な仕様変更が含まれていた。
- 具体的には、タスクバーの時計の秒表示、キーボードの Print Screen(PrtSC) に Snipping Tool をマッピングなどの仕様変更。
- キーボードの PrtSC を押したときに Snipping Tool が起動したので、この仕様変更に気がついた。
- ワンプッシュでスクリーンショットを撮影するという目的には使えなくなったのでチョット不満。
- 設定アプリから元に戻すオプションが用意されている。
- keyboard | SC2

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