
ExplorerPatcher/StartAllBack とKB5022913
Windows 11 対象の KB5022913(2023年2月28日)、KB5023706(2023年3月15日) をインストールすると Windows が起動しなくなる問題について、マイクロソフトは既知の問題のステータスを「解決済み」に変更した。
私の環境では次の状態になった。
- KB5022913 をインストール
- Windows 再起動
- 途中まで進む...
- デスクトップが表示されない
※アカウント切り替えにより Administrator でログインするとデスクトップが表示されるまで20分以上、その後デスクトップが点滅を始めて使えなくなった。 - 10分待ったが変化なし
- ...
原因は、ExplorerPatcher (or StartAllBack)

ExplorerPatcher は Windows 11の外観をWindows 10ライクに作り変えるシステムUIツールです。
ExplorerPatcherを利用すると、タスクバーを左に配置できるので利用しております。(右、上も可能です。)
弊害としては、Windows で最も重要なプログラム explorer.exe をいじっているため、今回のような不具合がたま~に起こります。過去に3回ほど似たようなことが起こりました。
StartAllBack は使ってないのでわかりませんが、ExplorerPatcherと似たような機能を提供するソフトウェアだと思われる。
解決策

「KB5022913, KB5023706 により Windows が起動しなくなる問題」は、ExplorerPatcher、StartAllBack の特定のバージョンが原因と特定されたため、両ソフトウェアが問題に対応したバージョンをリリースしたことで既知の問題は「解決済み」になった。
つまり、
Windows はそのまま。ということです。
- ExplorerPatcher v22621.1413.54.5
- StartAllBack v3.5.6 以降
ソフトウェア情報
![[解決]ExplorerPatcher+KB5021255=スタートメニューが文鎮化](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi1YX75HyYZnx3z5DVZx-TAh7-PrKS8BmmL2PFYeWDDWx_h8LK5VozfUw1rSr9kTVBdJYS7qA24XEgJ_5krNPcZIO51f1eAtJUm6LkuDWSN8Vv2iiJ6xnBRiULTS0Vz7cxUgHf2HfewZnbEtfHAx9uByMgUrtoJdUn3oemA5yUFJMUvv66PgrMUDP3qCw/w1200-h630-p-k-no-nu/bunchin.png)
[解決]ExplorerPatcher+KB5021255=スタートメニューが文鎮化
ExplorerPatcher (22621.608.51.6, Latest) をインストールした環境にKB5021255をインストールするとスタートメニューが文鎮化する。 ExplorerPatcher (22621.819.52.2, Pre-release) をインストールすると回避...
まとめ


- KB5022913以降の更新プログラムをインストールした後、一部のWindowsデバイスにおいて、サードパーティ製UIカスタマイズアプリが起動しなくなる可能性がある。
- ExplorerPatcherとStartAllBackが影響を受ける既知のアプリである。
- この種類のアプリは、Windowsデバイスで意図しない結果が起こる可能性があるため、サポートされていない方法を使用してカスタマイズを実現する。
- 回避策として、KB5022913をインストールする前に、サードパーティ製UIカスタマイズアプリをアンインストールすることが推奨される。
- StartAllBackを使用している場合は、最新バージョン(v3.5.6以降)に更新することで、問題を回避できる可能性がある。
- ExplorerPatcher | SC2

最新の更新プログラムをアンインストールする方法 (KB5022913)
KB5022913 インストール後に Windows が正常に起動しなくなった。 こんな不具合は久しぶりなので少し慌てた。 問題を起こしている KB5022913 をアンインストールすれば解決する。
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