BSoD: Blue Screen of Death、ブルースクリーン
MSPoweruserの記事によると、
Microsoftが2019年10月8日に公開したWindows 10 v1903用の累積アップデートKB4517389をインストールするとスタートメニューに重大なエラーが発生するそうです。
調べたところ、スタートメニューの問題はKB4524147 (OS Build 18362.388) で発生しており、その後リリースされたKB4517389 (OS Build 18362.418) でも同様の問題が発生しています。
当方のPCはKB4517389インストール済みですが、スタートメニューは正常です。
対処方法
2019年10月8日以降、このブログの記事「スタートメニューが反応しなくなった時に試すこと|DISM、SFC」のアクセス数が増加したので原因を探ったらKB4517389問題に行き当たりました。スタートメニューに問題を抱えている時は、次のことを試してみては如何でしょうか?
[対処方法]
- KB4517389をアンインストールする
- KB4524147をアンインストールする
- DISMとSFCを実行する
スタートメニューの不具合はKB4524147から発生しているので、Aを実行した後にBを実行する手順が必要かもしれません。
KB4517389の不具合
バージョン: OS Build 18362.418
マイクロソフトのKB4517389のページには不具合情報は掲載されていませんが、2019年10月下旬に修正プログラムがリリースされる予定です。
公式情報は外部リンクに貼っています。
私調べでは、
KB4517389には次の不具合が隠れているそうですが、当方のPCはいずれの不具合も発生していません。
- スタートメニューの不具合
- Edgeが動作しなくなる不具合
- BSOD (Blue Screen of Death、ブルースクリーン)が発生する不具合
- 描画に関する不具合
DISM, SFC
対処方法Cの実行イメージは次の通りです。コマンドプロンプトまたはWindows PowerShellを管理者として起動してから、コマンドを実行します。
以下のコマンドはコピペして使用することができます。
c:\_
| 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32> DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth C:\WINDOWS\system32> SFC.exe /scannow |
GUI: Graphical User Interface
スタートメニューがフリーズすると、GUIに依存する操作が利用できなくなるので恐ろしいほど何もできなくなります。例えば、
[DISM | SFC] を実行するにはコマンドプロンプトが必要ですが、スタートメニューから起動することはできないので、キーボードショートカットからコマンドプロンプトを起動する方法を把握しておく必要があります。
「ファイル名を指定して実行」ダイアログを起動するキーボードショートカットを覚えておけばなんとかなるのでメモしておきましょう。
- Win+R
2019/10/29
2019年10月25日、スタートメニューの不具合に対応したKB4522355が公開されました。
Windows Udpateで順次配信されますが、お急ぎの方はMicrosoft Updateカタログからダウンロードすることができます。(外部リンク)
まとめ
KB4517389をインストールした後にスタートメニューがおかしくなった時は、先ずは、DISM(またはSFC)を試しましょう。いずれのコマンドもマイクロソフト純正プログラムなので、安心して使用することができます。
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:SC2
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