Mp3tag (ソフトウェア)
Mp3tag はオーディオファイルのメタデータを編集することができるソフトウェアです。
タグ情報に基づくファイル名変更、タグやファイル名の文字置換、タグ情報のインポート/エクスポート、プレイリスト作成などの機能を持っています。
アクションと actions (フォルダー)
Mp3tag を使いこなすためのキーとなる機能がアクションです。
Mp3tag のアクションは、ユーザーが実行した変換処理のことで、ファイルに残して再利用する設計になっています。アクションファイルは [actions]フォルダーに保存されます。
アクションは [組み込みコマンド/正規表現] などを組み合わせてグループ登録することができます。
グループ化するメリットは、単純処理を複数組み合わせて複雑な処理をワンタッチで実行できることです。正規表現がわからなくても、単純処理だけで複雑な処理を実行できるようになります。
この記事は、Mp3tagで最も重要な機能「アクション」について紹介します。
ソフトウェア情報
Mp3tag のアクション
Mp3tag を使いこなすためのキーとなる機能がアクションです。
アクションは、ユーザーが実行した変換処理(置換、削除、正規表現など)のことで、同じ処理を繰り返し実行したい時はファイルに残すことができます。保存したアクションは [actions]フォルダーに保存されます。アクションは、組み合わせてグループ登録することができます。
グループ化されたアクションはワンタッチで実行できるようになり、メディアファイルのメタタグ情報を自由自在に変換できるようになります。
正規表現を使わなくても、単純処理を複数組み合わせて複雑な処理を実行できるようになります。
また、メタタグ情報を利用してファイル名を変更することができます。
アクションの呼び出し方(Mp3tag > アクション)
アクションはメニューバーまたはツールバーのアイコンから呼び出します。
ツールバーアイコンの ▼ をクリックすると、クイックアクションモードとなり、一つのアクションを実行することができます。
アクショングループダイアログでは、アクションの新規作成、実行するアクションの選択、登録済みアクションの削除、並べ替えなどの操作を行います。
☑チェックを付けたアクションが実行対象です。
☑チェックを付けて OK をクリックするとアクションを実行することができます。
Alt+Shift+6 または ツールバーアイコンをクリックすると ”アクションタイプの選択” ダイアログが表示されます。
実行するアクションをドロップダウンリストから選択します。
実行するアクションが1つの時はこちらを選択するとよいでしょう。
C:\Users\ABC\AppData\Roaming\Mp3tag\data\actions
アクションはコピー可能
actions フォルダーはコピーすることができます。
Mp3tagをインストールしたPCの同じ階層にactionsフォルダーをコピーするだけでアクショングループを移行することができます。
コピーするフォルダーは次の階層にある [actions] フォルダーです。
Mp3tagのバックアップファイル
もしもの時は、自動的にバックアップファイルが作成されているので、ひとつ前の環境に戻すことができる可能性があります。
類似ソフトウェア
Mp3tag と同じコンセプトを持つソフトウェアとしては、MERCURY氏が開発した STEと派生バージョンがあります。日本製です。
STE, STEP ともに開発は終了しています。
記述時点で、Kobarin氏が開発している STEP_K(Unicode対応版)は開発が継続しています。
STE, STEP, STEP_Kは外部リンクに貼りました。
STEシリーズとMp3tagの大きな違いは正規表現が実装されているか否かなので、正規表現を必要としないならSTEシリーズの方が使いやすいと思います。
名称 | 備考 | 作者 |
STE | Super Tag Editor | MERCURY |
STEP | SuperTagEditor改 Plugin Version (Nightmare) | haseta |
STEP_K | STEP_MのUNICODE対応版 | Kobarin |
まとめ
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