[KB4464330:B] 17763.55 (Windows 10 October 2018 Update)

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Windows 10 October 2018 Update (Windows 10 1809) を対象にした品質改善プログラム KB4464330 がリリースされました。

Windows 10 1809インストール後にマイドキュメントフォルダーなどに保存されたファイルが削除される不具合が多数報告されたことを受けて、Microsoftは現在 Winodws Update 経由の Windows 10 1809 アップデートプログラムの配信を停止しています。

そのような状況の中で Microsoftは、Windows 10 1809 を対象とした品質改善プログラム KB4464330 (2018/10/09) をリリースしました。

リリースノートを読む限り、Windows 10 1809 の配信停止理由「ファイルが勝手に削除される不具合」の修正プログラムは含まれていませんでした。


KB4464330 の概要

KB4464330 はWinodws Updateまたは、マイクロソフトカタログから入手することができます。

KB4464330 のリリースノートには以下の記述がありますが、Windows 10 1809 の配信停止原因である「ファイルが勝手に削除される不具合」は関係ありません。
  • 間違ったタイミング計算により、ローカルグループポリシーエディターの「指定された日数より古いユーザープロファイルを削除する」で設定した日数より早く削除されることがある問題を解決しました。
KB4464330 の詳細情報
出典:support.microsoft.com
October 9, 2018—KB4464330 (OS Build 17763.55)

このアップデートには品質改善が含まれています。
このアップデートでは、新しいオペレーティングシステムの機能は導入されていません。

主な変更点は次のとおりです。
  • 間違ったタイミング計算により、ローカルグループポリシーエディターの「指定された日数より古いユーザープロファイルを削除する」で設定した日数より早く削除されることがある問題を解決しました。
  • Windowsカーネル、Microsoftグラフィックスコンポーネント、Microsoft Scripting Engine、Internet Explorer、Windowsストレージおよびファイルシステム、Windows Linux、Windowsワイヤレスネットワーク、Windows MSXML、Microsoft JETデータベースエンジン、Windowsペリフェラル、Microsoft Edge、Windows Media Player、へのセキュリティ更新プログラム。
以前のアップデートをインストールした場合、このパッケージに含まれている新しいフィックスのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
参考
指定された日数より古いユーザープロファイルを削除する設定の確認方法

※ローカルグループポリシーエディターは、ファイル名を指定して実行を起動して、gpedit.msc と入力すると起動することができます。Windows 10 Professional 以上のグレードで利用することができる管理ツールです。

W10 > gpedit.msc > ローカルコンピューターポリシー > コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > ユーザープロファイル > システム再起動時に指定した日数を経過しているユーザープロファイルを削除する

(機能説明)
管理者はこのポリシー設定を使用して、指定された日数の間使用されなかったユーザー プロファイルをシステム再起動時に自動的に削除できます。注: 個々のユーザー プロファイルがアクセスされてから 24 時間で 1 日と解釈します。

このポリシー設定を有効にすると、ユーザー プロファイル サービスによって、次回のシステム再起動時に、指定された日数間使用されていないコンピューター上のユーザー プロファイルがすべて自動的に削除されます。

この設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、どのプロファイルも次回のシステム再起動時に自動的に削除されません。

指定された日数より古いユーザープロファイルを削除する設定の確認方法
This update includes quality improvements. No new operating system features are being introduced in this update. Key changes include:

Addresses an issue where an incorrect timing calculation may prematurely delete user profiles on devices subject to the "Delete user profiles older than a specified number of day” group policy.

Security updates to Windows Kernel, Microsoft Graphics Component, Microsoft Scripting Engine, Internet Explorer, Windows Storage and Filesystems, Windows Linux, Windows Wireless Networking, Windows MSXML, the Microsoft JET Database Engine, Windows Peripherals, Microsoft Edge, Windows Media Player, and Internet Explorer.

If you installed earlier updates, only the new fixes contained in this package will be downloaded and installed on your device.
October 9, 2018—KB4464330 (OS Build 17763.55)

Windows Update を手動更新にしよう

Windows Update は問題を内包したままリリースされることが多いので、自動的にインストールされないように設定しておきましょう。

最もお手軽は方法は Windows Update の詳細オプションを開いて「機能更新プログラム:365日」「品質更新プログラム:30日」のように延期設定を最大値にすることですが、期限が来たらインストールが始まります。

勝手にインストールされないようにするにはローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)を使用しますが、Windows 10 Home は初期状態ではローカルグループポリシーエディターはアクティブになっていません。

ここで諦めてはいけません。

Windows 10 Home のローカルグループポリシーエディターをアクティブにする手順と Windows Update を手動更新に変更する手順は次の記事でメモを残していますので興味のある方はご一読ください。

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