
イベントID7009
Windows10 v1803 にアップデートしたタイミングで、イベントID7009、Service Control Manager のエラーログが記録されました。
ログは、既定の時間(30000ミリ秒)にWindowsサービスが起動しなかったことを通知しています。
Service Control Manager (SCM)
SCMは、Windowsのプロセスを開始、停止、一時停止、再開、構成する特別なプロセスです。
SCMは、システム起動時に自動的に開始され、必要なサービスをすべて開始させます。そして、システムが実行されている間、常に実行されます。
イベントログ
| メッセージ | NetMsmqActivator サービスの接続を待機中にタイムアウト (30000 ミリ秒) になりました。 | 
| ログの名前 | システム | 
| ソース | Service Control Manager | 
| イベントID | 7009 | 
| レベル | エラー | 
| ユーザー | N/A | 
| オペコード | 情報 | 
イベントID7009の緩和策
不測の事態に備えてレジストリのバックアップを取っておきましょう。
- レジストリエディタを起動する
 - ServicesPipeTimeoutの値を60秒に変更する
 - 以上
 

当方のPCは、ServicesPipeTimeout が存在しなかったので、新規作成して値を60000ミリ秒(60秒)に設定しました。

| 値の名前 | ServicesPipeTimeout | 
| 値のデータ | 60000 | 
| 表記 | 10進数 | 


SCM
SCM: Service Control Manager
SCMは、Windowsオペレーティングシステムの重要なコンポーネントであり、システムの正常な動作に不可欠です。
SCMの既定値を変更するとログに記録されなくなります。
- サービスに登録されたプログラムを監視。
 - 既定時間以内にプログラムが起動するか否かを監視。
→ 規定時間:30000ミリ秒(30秒) - 既定時間を超えるとイベントエラーとしてログに記録する。
 
- サービスの開始、停止、一時停止、再開、および構成
 - サービスの状態の監視
 - サービスのエラーのトラブルシューティング
 - サービスのログ記録
 
(DeepL翻訳)
サービスコントロールマネージャー(SCM)は、システムブート時に起動します。これはリモートプロシージャコール(RPC)サーバーであり、サービス構成プログラムやサービス制御プログラムがリモートマシン上のサービスを操作できるようにします。
(原文)
The service control manager (SCM) is started at system boot. It is a remote procedure call (RPC) server, so that service configuration and service control programs can manipulate services on remote machines.
Microsoft Docsまとめ


- [EVENT ID 7009] ソース:Service Control Manager (SCM)
 - SCMのタイムアウト時間を確認する(ServicesPipeTimeout)。
 - 既定値は30,000ミリ秒。
 - 既定値を大きな値に変更するとエラーログが消える。
 - 例えば、60,000ミリ秒など。
 - services | SC2
 
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