
はじめに
音楽ライブラリの整理に欠かせない定番ソフト「Mp3tag」が、待望のアップデート(v2.86)を遂げました!
今回の目玉は、なんといっても「ライブラリ(データベース)機能」の搭載です。これまで大量のファイルを読み込む際にネックとなっていたメモリ消費の問題が劇的に改善され、動作が驚くほど軽快になっています。
本記事では、この新機能の仕組みと、パフォーマンスを最大限に引き出すための設定方法を分かりやすく解説します。
ソフトウェア情報
ライブラリの有効化
Mp3tag v2.86 インストール直後は ”ライブラリ” が有効になっていません。メモリ消費効率を高めるにはオプション設定を開いてライブラリを有効にしましょう。
1. オプションの起動
Mp3tag>ツール>オプション
または、ツールバーのスパナアイコンをクリックしてオプション画面を起動します。

2. ライブラリを有効にする
Mp3tag オプションの左ペインで Library を選択して ☑ Enable Library にチェックをつける。

3. 再起動
4. 手順終了
ライブラリ機能とは
Mp3tagでライブラリを有効にすると、まずメタデータがファイルから読み込まれ、Mp3tagの設定フォルダにあるデータベースに保存されます。その後のファイルの読み込みでは、メタデータはデータベースから直接読み込まれ、ファイルの変更タイムスタンプが変更された場合に更新されます。それに加えて、カバーアートやその他のバイナリデータは、データベースにのみ格納され、Mp3タグで消費されるメモリ量を大幅に削減できます。
☑ Only include these directories (これらのディレクトリのみを含める)
特定のディレクトリのメタデータをMp3tagのライブラリに保存したい場合は、Mp3tagのライブラリに含まれる特定のディレクトリを設定することができます。これらのディレクトリの外にあるファイルは、Mp3tagのライブラリに永久に保存されません。
便利な使い方
正規表現
Mp3tag は正規表現、関数を利用することができます。正規表現を利用するとタグの変換効率が格段にアップします。
以下の画像は Audio MP3 Editor が付加する AETrim+数字13文字 のタグ情報を除去するための正規表現を使用したアクションダイアログです。

フィールド名のフォルダを作成しファイルを移動
タグ情報(フィールド名)のフォルダ名を作成してファイルを振り分けることができます。
以下の画像は、フィールド:_FILENAME にファイルのフルパスが格納されているので、アルバム (%album%) 名のフォルダを作成しファイルを振り分けるアクションダイアログです。

まとめ


Mp3tag v2.86の進化により、音楽ファイルの管理がこれまで以上にストレスフリーになりました。特に数千、数万曲といった膨大なコレクションをお持ちの方にとって、今回のメモリ効率の向上は非常に大きな恩恵となるはずです。
設定一つで動作がガラリと変わるため、アップデート後は忘れずに「ライブラリ」を有効にして、そのスピードを体感してみてください。この記事が、皆さんのデジタル音楽ライフをより快適にする一助となれば幸いです。
- Mp3tag v2.86がリリース
- メタデータをデータベースに保存して再利用する仕様に変更
- 従来の都度読み込み方式が廃止されパフォーマンス向上
- メモリ消費効率が改善
- カバーアートなどのバイナリデータはデータベース側に保存
- ファイル更新時はタイムスタンプに応じてデータベース更新
- 新機能は「ライブラリ」オプションの有効化が必要
- 多数のバグフィックスも含まれる
このサイトを検索 | Search this site



