
ExplorerPatcher 22621.3880.66.4 (Aug 2, 2024)
2024年8月2日、ExplorerPatcher 22621.3880.66.4 がリリースされました。
このアップデートにより、ExplorerPatcher は Windows 11 24H2 と正式に互換性を持ち、サポートされるようになりました。
ExplorerPatcher 22621.3810.66.1 からのアップデートを検証しましたが、今のところ不具合は確認できません。
ExplorerPatcher /エクスプローラーパッチャー
ExplorerPatcher(EP)は、Windows 11上で Windows 10 タスクバーを動作させることを目指したソフトウェアです。下固定に仕様変更されたWindows 11タスクバーを左右や上に配置できるようになります。
除外リスト
EPは、アンチウイルスソフト(Windows Defenderなど)によりインストーラが誤検出され隔離される問題が確認されており、過去バージョンでは正しくインストールできないケースが報告されていましたが、その対策として特定のフォルダーやファイルをアンチウイルスソフトの除外リストに登録することが推奨されています。
ソフトウェア情報
EPが隔離される問題

Windows Defender(WD)がExplorerPatcherをマルウェア判定して隔離する問題は 22621.3880.66.1 以降のバージョンで確認されていましたが、22621.3880.66.4 ではその問題がクリアになっています。
WDの例外に、EP関連フォルダーの追加が推奨されています。
隔離の実例
検出済み | HackTool:Win64/Patcher!MSR |
状態 | 復元済み この脅威またはアプリは検疫からデバイスに復元されました。 |
日付 | 2024/02/25 4:32 |
詳細 | このプログラムは、望ましくない動作をする可能性があります。 |
影響を受けた項目 |
|
アンチウイルスの除外リストに登録する方法

誤検出による問題を防ぐため、アンチウイルスの除外リストに以下のフォルダを含めてください。
- C:\Program Files\ExplorerPatcher
- %APPDATA%\ExplorerPatcher(%APPDATA%:環境変数)
環境変数を展開した時のフルパス
C:\Users\ABC\AppData\Roaming\ExplorerPatcher
*ABC:ログインアカウント - C:\Windows\SystemApps\Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy
- C:\Windows\SystemApps\ShellExperienceHost_cw5n1h2txyewy
- C:\Windows\dxgi.dll
(フォルダー)
(ファイル)
Windows Defenderの例
- WDのリアルタイム保護を無効にする
- EP公式に記載されたフォルダーとファイルを除外リストに追加する
- リアルタイム保護を有効に戻す
- 以上

詳細手順は過去記事をお読みください。

Windows 11でExplorerPatcherが隔離される問題を回避する方法
Windows 11のWindows DefenderがExplorerPatcherを脅威判定しEPのセットアッププログラムを隔離するようになった。EP作者Valinet氏はWDの対応を批判し回避策を提案したので、検証した際のスナップショットを掲載。
まとめ


- ExplorerPatcherはWindows 11上でWindows 10のタスクバーを利用可能にするソフトウェア
- タスクバーを左右や上に配置可能、タイルメニュー復活
- 2024年8月2日、ExplorerPatcher 22621.3880.66.4 がリリースされた
- このバージョンから Windows 11 24H2 を正式にサポートするようになった
- アンチウイルスソフトの誤検出問題の対策として、特定のフォルダーを除外リストに登録することが推奨されている
- ExplorerPatcher | SC2
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