窓の杜の記事によると、Googleは、Android向けGoogle Chrome 79.0.3945.79の配信を停止していました。
停止された時期:2019/12/16 at 5:44am PST
当方のPH-1 (Android) は、Chrome 79.0.3945.93だったので、配信停止となったバージョンより新しいので問題ないと思われます。
Google Playを自動更新にしている方は、ご自身のChromeバージョンを調べてみましょう。
デスクトップバージョンも更新されており、Chrome 79.0.3945.88になりました。
不具合の骨子
- データの移行処理に不具合がありユーザーデータが失われる
bugs.chromium.orgの該当の記事のタイトルは次の通りです。
- 「Issue 1033655: localstorage or websql unexpectedly cleared」
- URL:https://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=1033655
「ローカルストレージまたはwebsqlが意図せずに削除される」とあるので、かなりやばいバグだったようです。
chromereleases.googleblog.comでも配信停止したことに触れていますが、「バグが見つかった」としか書かれていませんでした。
Update (2019/12/16 at 5:44am PST): The roll out of version 79 has been halted due to a migration issue. Details can be found at Details can be found at crbug.com/1033655.
Ben Mason
Google Chrome
Chrome Releases: Chrome for Android Update
Ben Mason
Google Chrome
Chrome Releases: Chrome for Android Update
Chrome 79.0.3945.79
デスクトップバージョン Chrome 79.0.3945.79は問題ないらしいですが、「Google Chromeについて」を表示した瞬間にアップデートされました。[アップデート前]
Chrome 79.0.3945.79
[アップデート後]
Chrome 79.0.3945.88
資料
窓の杜の記事を一部引用します。
米Googleは12月16日(現地時間、以下同)、Android向け「Google Chrome 79」(v79.0.3945.79)のロールアウトを停止したと発表した。Android版「Google Chrome 79」は10日に正式リリースされたものの、マイグレーション(データの移行)処理に不具合があり、ユーザーデータが失われる問題が発見されたという。
開発チームによると、「Google Chrome 79」ではコンテキストストレージのルートパスが“Default/(サブディレクトリ)”へ変更された際、一緒にローカルストレージとデータベース(Web SQL)が移行されない不具合がある。これは「Google Chrome」だけでなく“WebView”を利用しているアプリにも関わるため、影響範囲は大きい。
窓の杜
開発チームによると、「Google Chrome 79」ではコンテキストストレージのルートパスが“Default/(サブディレクトリ)”へ変更された際、一緒にローカルストレージとデータベース(Web SQL)が移行されない不具合がある。これは「Google Chrome」だけでなく“WebView”を利用しているアプリにも関わるため、影響範囲は大きい。
窓の杜
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対象:Google Chrome 79.0.3945.79
:SC2
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