Mp3tag on UWP
オーディオファイルのメタデータを編集することができるフリーソフトウェア Mp3tag が Microsoft ストアに登録されているのを見つけました。
マイクロソフトストアで配信されるソフトウェアは UWP 規格で配信されるので、Mp3tag は Xbox で動作するのでしょうか?
Microsoft ストアに登録されている Mp3tag のバージョンは、ソフトウェアの詳細情報に記載がなかったので確認することができませんでしたが、記述時点の最新バージョンを本家サイトで確認したところ、Mp3tag v2.89a でした。
Mp3tag は知名度が高いソフトウェアだと思うので、Microsoft ストアに登録するメリットはあるのでしょうか?
ということを、考察してみました。
Mp3tagについて
Mp3tag はオーディオファイルのメタデータを編集する機能を持ったフリーソフトウェアです。
文字置換、他のフィールドデータを編集対象フィールドに引用する機能、クイックアクション機能は正規表現を利用することができるので複雑な処理が可能になっています。日本語に対応しています。
ソフトウェア情報
Microsoft ストアについて
MicrosoftストアはWindows 8 から導入されたマイクロソフトのサービスで、開始当初はWindowsストアと呼称されていました。
Apple社のApp Store、Google社のGoogle Play はスマートフォンを対象としたサービスですが、MicrosoftストアはWindowsが動作するPC、タブレット向けのサービスなので、Google の Chrome ウェブストアと Google Play を合体させたようなサービスですね。
Microsoftストアに登録されたソフトウェアは、マイクロソフトが審査をして問題ないと判定されたソフトウェアのみが登録されるため、マルウェアなどが混入しているソフトウェアは存在しないと考えられます。(たぶん)
有償ソフトウェアの開発者にとっては、料金回収をマイクロソフトが代行してくれるので便利なサービスではないかと思います。
但し、寺銭30%が必要です。
あとがき
ソフトウェアを UWP に対応させると、UWP に対応した Microsoft 製品で動作させることが可能になるので、Mp3tag はこのメリットを考慮したのではないかと思います。
Microsoft ストアアプリは Google Play アプリのように自動更新機能があるので、インストールしたソフトウェアを常に最新バージョンに保つことが可能なので、開発者/ユーザー双方にとってメリットがあると思います。
私のように Windows 10 の Microsoft ストアアプリ自動更新機能を停止している方は、Microsoft ストアアプリを利用するメリットは少ないと思われます。
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