ダウンロードできない動画対策まとめ

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EagleGet|TokyoLoader|ストリームレコーダー|YouTube Video Downloader

動画ダウンロード支援情報

拡張子 [.MP4|.MPG|.MPEG|.FLV|.M3U8] などの動画ファイルをダウンロードする時は、Google Chrome拡張機能が便利です。

難易度が高いのは、拡張子 .M3U8 のライブストリーミング動画です。

ライブストリーミング動画は分割された複数の -.ts ファイルを順番に配信する方式のため、全ての構成ファイルをダウンロードすることを困難にしています。

この記事は、Google Chrome拡張機能として動作するダウンローダーを紹介します。

著作権にはご注意を!

ネットに転がっている動画は著作権で守られたコンテンツが存在するので、ダウンロードする時はご確認ください。



お約束

動画をダウンロードする時の注意事項
日本国内においては著作権者の許可なくアップロードされた動画について、それを知りながらダウンロードすることは法律で禁じられています。

ストリーミング動画について

instructions
HLS:HTTP Live Streaming|拡張子 -.m3u8

動画をダウンロードしようとした時に [拡張子 -.m3u8] ファイルが落ちてくる時は、ストリーミング方式(HLS)で配信されている動画です。

M3U8ファイルはインデックスファイルと呼ばれており、動画ファイルのパス(URL)が記述されたテキストファイルです。

メモ帳などのテキストエディターで開くことができます。

理論上はM3U8ファイルに記述されたパスを一つずつ辿っていけば、動画ファイル一式を入手することができます。

動画ファイルは拡張子 -.ts 形式のファイルです。

[手順]
  1. M3U8ファイルをテキストエディターで開く
  2. 記述されたパスに従い全てのファイル(拡張子 .ts)をダウンロードする
  3. ダウンロードしたファイルを順番通りに結合する
  4. 結合したファイルの拡張子を -.mp4 にリネームして保存する
  5. 以上

動画ファイルのサイズに応じて-.tsファイルの数が変化するため、動画ファイルのサイズが大きいほど-.tsファイルも増加します。

100~500~1000ファイルに分割されたファイルを一つずつダウンロードしようと考える方はいらっしゃるのでしょうか?

検索するとFFmpegを利用する方法が見つかりますが、ダウンロードと結合にはコマンド入力が必要です。

手間がかかるしメンドクサイですね。

XDM(Xtreme Download Manager)

xdm
New:2023年1月23日

HLS-encryption に対応したダウンロードマネージャー Xtreme Download Manager(XDM) を見つけたので、記事をアップしました。

HLS-encryption は著作権と密接に関わるので、ストリームレコーダーはこの機能を削除したバージョンをリリースせざるを得ない状況です。

XDMは本体からダウンロード機能を分離してサードパーティソフトウェアに任せることで、HLS-encryption メディアをダウンロード可能にして著作権をクリアしようと試みています。

[XDM本体+ブラウザ拡張+yt-dlp] の構成です。

[xdm] Xtreme Download Manager ストリーミングメディアをダウンロード

[xdm] Xtreme Download Manager ストリーミングメディアをダウンロード

XDMは、HLS-encryption に対応している。 ブラウザ拡張はデベロッパーモードを利用してインストールする。 ダウンロードするメディアは著作権に配慮しましょう。

ストリームレコーダー

StreamRecorder
v1.1.2: HLS-Encryption 有効(配布停止)
v1.3.8: HLS-Encryption 無効(現行バージョン)

Chrome拡張「ストリームレコーダー(ストレコ)」は HLSメディアをダウンロードすることができます。

ストレコは、[ダウンロード&結合] を自動的に実行するので、FFmpegのようにコマンド入力は不要です。

Chromeウェブストアにアクセスして、「ストリームレコーダー」で検索するとヒットするので、興味のある方はお試しください。

注意点は、

ストリーミングメディアのみに対応しているので、-.M3U8以外のメディアには反応しません。

通常の動画ファイルは「動画ゲッター」で対応できます。(次項)

HLS-Encryption
2019年4月、ストリームレコーダーはChromeウェブストアでの配布を停止しましたが、2019年9月に復活しました。

復活後のストレコは、HLS-Encryptionが削除されたバージョン (v1.2.0) なのでHLS暗号化された動画はダウンロード対象外になりました。

ストレコv1.1.2はHLS暗号化に対応しています。(TVerなど)

Chrome 85以降のバージョンでHLS暗号化に対応させる方法はこちらです。↓

動画ゲッター (TokyoLoader の上位互換)

動画ゲッター
東京ローダーは動画ゲッターに集約された。(TokyoLoader動画ゲッター

ストリーミング以外の動画は、Chrome拡張 動画ゲッター)が対応しています。

Chromeウェブストアの制約(類似機能を持つアプリの登録禁止)により、TokyoLoaderは動画ゲッターに集約されました。

TokyoLoaderと動画ゲッターの相違点は、Firefoxアドオンのあるなしです。(TokyoLoaderはFirefox対応)

Chrome拡張 [ストリームレコーダー + 動画ゲッター] の組み合わせで、ほとんどの動画はダウンロード可能です。

動画ゲッターのアイコンが赤色に変化した時は、開いているページの動画をダウンロードできる可能性があります。

動画ゲッターの使い方

動画ファイルを自動的に検知、ダウンロードするためのブラウザ拡張 動画ゲッター Version 3.1.0 動画を検知したのにダウンロードエラーになる時の小技。 リファラを設定する。 スナップショット

YouTube Video and MP3 Downloader

YouTubeに特化した拡張機能
Chrome, Firefox, Edge, Safari, Brave ...

YouTubeコンテンツは著作権に守られたものが多数を占めますが、ダウンロードフリーのコンテンツもあります。

YouTube Video and MP3 Downloader (YouTube Video Downloader) はYouTube動画のダウンロードに特化したソフトウェアです。

メジャーなブラウザの拡張機能として動作します。

YouTube Video Downloader はスクリプトのため、Chromeウェブストアにはアップされていません。

利用するには、

公式サイトを開いて、手順に従いYouTube Video Downloaderスクリプトをインストールします。

v17.0.1 以降は、Foxfied extension 上で動作します。

v16.2.3 以前は、CrossPilot 上で動作します。

YouTube Video Downloader v17.0.1 (INSTALL VIA Foxified)

YouTube Video Downloader v17.0.1 (INSTALL VIA Foxified)

[YouTube Video Downloader v17.0.1] Foxified extention が必須となった。

EagleGet

海賊の旗
EagleGet はドメインを売却し逃亡した。

EagleGetはダウンロードモジュールと拡張機能がセットになった中華製ダウンローダーです。

個人情報ブッコ抜き(と思われても仕方のない)機能が搭載されており、egGetSvc, Luminati Net Updaterサービスがそれに該当します。この2つのサービスは、EagleGetをアンインストールしても削除されずにバックグラウンドで動作しています。

EagleGetをインストールした履歴のあるPCは、上の2つのサービスが残っているか否かを確認してみては如何でしょうか?

EagleGet チェック項目まとめ

EagleGet チェック項目まとめ

EagleGetをアンインストールした場合、Windowsサービスに登録されたプログラムはバックグラウンドで動作する仕様です。 2つのサービスはPC起動と同時に実行されているため、ユーザーに無断で情報収集している疑いがあります。

Video Container Changer

動画のシークを正常化

動画を早送り(または巻き戻し)する時に、カクカクしたり画面が飛んだりして正しくシークできない時は、Video Container Changer で修正できる可能性があります。

Video Container Changer はFFmpegのフロントエンドとして動作するよう設計されています。

MPC-BEで動作検証した時の記事をアップしてます。

Video Container Changer で動画のシークを正常化

Video Container Changer で動画のシークを正常化

MP4 などの動画ファイルのコンテナを変換するソフトウェア。 または、正しくシークできるように正規化することができるソフトウェア。 インストール後は、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで使用できる。 対応ファイルなどはFFmpegに依存する。

まとめ

matome
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  • 動画のダウンロードは法令順守です。
  • XDM、動画ゲッター、YouTube Video Downloader でほとんどのメディアに対応できる。
  • [拡張子 .M3U8] はストリーミングメディアで使用されるインデックスファイル。
  • EagleGetはドメインを売却して逃亡した。
  • EagleGetのスパイウェアは駆除することができる。(EagleGetの情報 | SC2)
  • 匿名環境は Brave を使うとよい。
  • Chromeを匿名化する方法: (ChromeでTorブラウジング :SC2)
  • 動画のシークがカクカクする時は、Video Container Changerで正規化するとよい。

この記事は改訂バージョンが存在します。↓

SC2
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